
ここがポイント!
1. 転職エージェントに会う前に自分でも情報収集しよう!
2. 外資系転職エージェントは英語面談になることもあるので注意!
3. 若いうちの外資転職であれば、日系外資系でエージェントから紹介される案件の違いはない!
4. 「業務経験年数」で諦めないで気になる企業には応募してみよう!
5. 未経験の場合は「ロジカルな熱意」で乗り切ろう!
私は2社の日系中小ブラック企業を経験した後、20代で初めて外資系企業への転職にチャレンジしました。もともとのきっかけは「漠然とした憧れ」と「高給だという噂」から興味を持っていたからでした。1回目の転職は日系から日系でしたが転職自体が初めてだったので、手探りでしたが、2回目の転職となる外資系企業へのチャレンジも初めてだったので、いろいろと手探りでした。今回は私が実践した色々な取り組みの中から外資系企業への初めての転職にあたり、特に重要であったいくつかのポイントをご紹介させていただきます。外資系企業への転職活動に挑戦される方の参考にしていただけると幸いです。
転職エージェントに会う前に、転職サイトで情報収集をする
私はなんとなく「外資系企業に転職がしたい」と漠然と思っていただけでしたので、転職エージェントに会う前の準備としていくつかの転職サイトを調査して「外資系企業で募集されている仕事」の情報収集をしました。漠然とした相談を転職エージェントにするよりも、具体的に興味のある企業・業務について意見を聞き、転職活動をどう進めるべきなのかを相談したかったからです。
また、これは1回目の転職の経験からの学びですが、自分でも情報収集をしないと転職エージェントに出される情報が全てとなり、自分のキャリアの限界がエージェントの提案の中に限られてしまう事になります。自分のキャリアは自分で切り開くためにも、自分自身での情報収集も強くおすすめします。


外資系企業に「慣れている」転職エージェントに会う
ある程度自分で情報収集をして、なんとなく「ここらへんの会社」「こんな業務」くらいのイメージを持ってから転職エージェントに会いました。1回目の転職が日系企業だったので、その当時は気にしていませんでしたが、2回目は外資系企業への転職を目指していたので「外資系企業に強い」と言われているいくつかの転職エージェントに新たに登録、会いに行きました。
外資に強いと言われている転職エージェントは2つパターンがありまして、一つが外資系の転職エージェント、もう一つが外資系企業の求人も扱っている日系の転職エージェントです。当時の経験を踏まえると「20代初の外資への転職」というレベルでは、紹介される案件に大きな差は感じられませんでした。1点、大きく違うのは、「外資系の転職エージェントはエージェントとの面談も英語でおこなわれることがある」という点です。私が初めてその場面に遭遇した時はあたふたしてしまい、いまいち自分の希望を伝える事ができませんでしたが、それ以降の外資系転職エージェントとの面談ではある程度英語で希望を伝えられるように準備をするようにしました。
ただ、結局のところ紹介してもらえる案件に違いがなかったので、外資系企業に慣れている日系の転職エージェントに絞って活動をすれば時間を節約して「求人探し」より重要な「面接準備」により多くの時間を使えたなと活動を終えて思ってました。


経験年数が足りなくてもいっぱい応募する
外資系企業の求人募集要項(Job Description:ジョブディスクリプション)には明確に「XXXの業務をXX年」と職種に対して求められる経験年数が具体的に書かれています。これを見て諦めてしまう人も多くいるかと思いましたが、私はどうしても外資系企業に転職して給料を上げたかったので、経験年数が必要年数足りているか足りていないかに関わらず、気になった企業には全て応募するようにしました。
これは非常に重要な点ですので「採用する側」の視点も交えて、「募集要項に記載されている経験年数は必須か?」の記事でも紹介していますが、経験年数に縛られずに沢山応募することは非常に重要です。採用側では「経験年数は足りているけれども、いまいち良いひとがいない」と言う状態もあるからです。
ただし、転職エージェントの担当者によっては企業側から「経験年数が足りていないのになぜ紹介してくるのか」というクレームを恐れて応募すらさせてくれないケースもあります。このため、やはり重要なのは、親身になって自分のことを考えてくれるエージェントに出会い、かつ、そのエージェントが「この方は経験年数は足りませんが、XXXXのような方でXXXXです」といったような売り込みをしてもらえるように、自分自身の売りのポイントをエージェントと一緒に練って考えることが重要です。
なかなかいいエージェントに出会えない場合は、求人が掲載されている転職サイトからも応募するのも重要です。


「ロジカルな熱意」と「なぜチャレンジしたいのか」をアピール
面接までたどり着いたら重要なポイントは「経験年数が足りていないことをどのように補うのか」です。重要なのは「どのように隠すのか」ではない、という点です。隠そうとすると全ての答えに具体性がなくなり、最終的には自分の口で「経験年数は足りてません」ということを言う羽目になり、面接する側からすると「面接という重要な場面で嘘をつく人」となり、絶対に落とされます。このため、嘘をつくのは絶対にやめた方が良いです。
ではどうするかというと、答えは「熱意」です。
これは20代限定になってしまいますが、やはり採用側からすると熱意というのは非常に重要です。ただし、その熱意は曖昧な抽象的な言葉で表現されるものではなく、具体的でロジカルな内容でなければなりません。例えば、
「私はこれまでXXXという業務に携わってきました。その中で、XXXという課題を常に感じており、同僚からも同じ課題を感じている声を聞いてます。限られた時間の中ですが、私なりに勉強した限りでは御社のXXXはこの課題に対しXXXという側面で多くの企業(方々)に活用されていることを事例で拝見しました。日本にはまだまだ同じような課題を持っている企業が多くありと思いますので、私も御社のメンバーとして日本企業の業務改善の解決策として御社製品をマーケットの広めて、御社の日本でのビジネスの拡大に貢献できればと思っております」
というように、「あなた(応募する企業)の販売している製品を買う人の課題を私は今の仕事で感じています」というようなストーリーを語りながら、あたなの思いを語れると「業務経験は少ない(ない)けども、うちの顧客の課題はわかっているし、業務経験で必要なスキルは教えれば良いかもしれない。若いし熱意もある」という意思決定の流れで採用されることがあります。実際に私は、全く業務経験がない中で1社の外資系IT企業から内定(オファー)をもらうことができました。なので、20代の「経験不足」は「ロジカルな熱意」で乗り越えましょう。
いかがでしたでしょうか。初めての外資への転職は1回目の転職と同様に私は何かと心配で不安にかられる事が多かったです。「外資って怖いのかな。。。」と思ったらぜひ、このブログの他の記事を見てみてください。(特に成果主義の話は気にされている方が多いのではないでしょうか)私は日系のブラック企業しか経験したことがないからかもしれませんが、外資で働いていてデメリットを感じたことはありませんし、後悔したことも一度もありません。ぜひ、いいエージェントさんに出会い、熱意を持って外資系企業にチャレンジするための参考になれば幸いです。
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