
ここがポイント!
1. 外資ITでは20代営業で年収1000万円超えている人はいっぱいいる!
2. 転職活動で「到達できる仕組みになっているか?」を確認しましょう!
3. 「自分が」到達できそうか、も確認しましょう!
4. 年収1000万円を営業で狙うのであれば、英語も資格も絶対に関係ない!
5. 20代向けに外資ITから営業職でおすすめ企業を選ぶとしたら「セールスフォース」一択!
平均年収が500万円台である日本のサラリーマンでは年収1000万円はある種「憧れ」のように言われていますが、外資ITで年収1000万円は結構序盤です。なので「20代で1000万円狙える外資ITはどこですか?」と仮に聞かれれば「大体どこでも狙えるんじゃないですか?」と答えます。それくらい、外資ITには年収1000万円を超える人たちがごろごろいます。企業口コミサイトの口コミなんて見ていても意味がありません。
特に営業/セールスという役職は外資ITの中でも最も多く給料をもらっている部門の一つなので、年収1000万円なんてのは超えてない人を見つける方が難しいかもしれませんし、年収1000万円に達していない外資IT営業がいたら、きっとその人は営業に向いてません。
今回は20代のIT営業の方に向けて、外資ITで年収1000万円の座を狙うときの重要なポイントをご紹介させていただきます。ぜひ、外資ITのチャレンジの参考にしていただければ幸いです。




外資転職ドットコム:管理人
- 日系ブラックIT企業で社会人3年目で月収25万円(交通費込み)
- 転職を重ねて今は外資系IT企業で年収2700万円超え(令和4年)
- 給料関連の公的書類をこちらで公開中
プロフィール
5回の転職で6社(日系ブラック企業2社、外資IT4社)を経験して、10年で年収を約10倍にすることができました。(最初が安すぎたんですが笑)外資ITは数十名規模のスタートアップから数万名規模の超大手まで幅広く経験しています。
このブログでは企業の運営する転職系メディアでは紹介できないような裏話を含め、キャリア・年収アップを目指して外資ITへの転職を検討する上で気になるさまざまな情報を発信しています。
今後のキャリアプランの参考にしていただけたら嬉しいです。
”外資転職ドットコム”について
外資転職ドットコムは、日本国内のIT業界で働く全ての営業関連職の方に向けて、転職やキャリアの参考情報として外資系IT企業の実態をご紹介するブログです。本ブログは、管理人と複数の監修メンバーがそれぞれの体験と転職をすることで広げてきた各々の外資ITネットワークを通して収集した、企業の運営する転職系メディアでは紹介できない外資系IT企業の具体的な実態をご紹介しています。
監修メンバーは、それぞれが10年以上外資IT経験者のため、各々が大規模・中堅規模・小規模の企業を経験しており、外資転職ドットコムの内容は下記の外資系IT企業の中で複数の大・中・小規模の企業の内容を含みます。ぜひ、参考にしてみてください。(※全ての企業を含んでいる訳ではありません。)
IBM, Oracle, SAP, AWS, DELL, HP, Cisco, VMware, Lenovo, Microsoft, Salesforce, Google Cloud, Adobe, Opentext, Workday, SAS, Databricks, Snowflake, ZVC(Zoom), Splunk, Cloudflare, CrowdStrike, Okta, Akamai, servicenow, twilio
年収アップを成功させる転職の秘訣は、
- 時間に余裕を持って活動できること
- 年収が上がらなければ「転職しない」という選択肢を持っていること
です。このため、転職を通して年収を上げるのは長期戦となりますので、実際に転職活動を始める前から、キャリアコンサルタントと会って自分自身のキャリアの方向性を考えておくことが重要です。
最適なキャリアコンサルタントは人それぞれなので、私の経験を踏まえたおすすめを6社紹介します。
ハイクラスキャリアを相談してみたい! | 外資を含む色々な外資に絞ってキャリアを考えたい! | |||||
サービス名 | リクルートエージェント![]() ![]() | doda![]() ![]() | エンワールド・ジャパン![]() ![]() | JACリクルートメント![]() ![]() | ランスタッド![]() ![]() | ロバート・ウォルターズ![]() ![]() |
おすすめ年齢 | 第二新卒・20代前半 | 第二新卒・20代前半 | 20代後半〜50代前半 | 20代後半〜50代前半 | 20代後半〜30代 | 20代後半〜 |
無料のキャリア相談 におすすめ | ||||||
おすすめ年収レベル | 年収450万円未満 | 年収450万円未満 | 年収500~600万円以上 | 年収500~600万円以上 | 年収500~600万円以上 | 年収500~600万円以上 |
目標年収 | 年収50〜100万円アップ | 年収50〜100万円アップ | 年収800万円~収1500万円 | 年収800~1500万円 | 年収800~1500万円 | 年収800万円~年収1500万円 |
コメント | 国内最大規模の求人数を誇り、老舗なので、「転職」についての色々なノウハウを教えてもらえます。(資料が揃ってます) はじめての人に対して、転職活動全体の流れや発生することなど、細かに解説してくれたのて、不安な第二新卒だった自分としては安心できました。 | リクルートエージェント同様に国内最大規模の求人数を誇る転職エージェントです。 リクルートと比較していいところは、dodaは転職サイトも運営しているので、自分でも気軽に色々な求人を探しつつ転職エージェントに相談もできるというとこです。 | 外資系IT企業はもちろん、国内IT企業のハイクラス求人も幅広く取り扱っています! 外資系への転職に強みがありますが、IT業界におけるハイクラス求人も多く取り扱っています。 外資、日系、さまざまな可能性を踏まえて私は外資ITに進みましたが、何を自分は優先したいのか?を考えるきっかけになりました。 | IT分野だけでなく、金融・法律・不動産・医療・製造業など、様々な業界に対する人材紹介サービスも提供しているので、IT業界以外のハイクラスキャリアの可能性を知ることもできます。 私は結局ITの外資で進みましたが、色々な可能性を知ることができたのはよかったです。 | 製造業や一般消費材業界に強みがあるキャリアコンサルタントが多いですが、外資IT営業の求人もカバーしています! 個人的には「外資」という枠の中で、違う業界の可能性を知ることができたのはよかったです! | キャリアコンサルタントとやりとりはほとんど英語です。 英語を活かしい、自分の英語力を転職活動で試したい方におすすめです! 外資系転職エージェントの老舗なので、幅広い外資系企業の求人を紹介してもらえます。 |
使ったか? | 何回めの転職で1回目 | 1回目 | 2回目、3回目 | 2回目、3回目 | 3回目 | 3回目 |
求人掲載 | LinkedInへの||||||
公式サイト | リクルートエージェント の公式サイト | doda の公式サイト | エンワールド・ジャパン の公式サイト | JACリクルートメント の公式サイト | ランスタッド の公式サイト | ロバート・ウォルターズ |
年収1000万円の定義
外資に営業で転職をするとOTE(On-Target Earning:オン ターゲット アーニング)と呼ばれる「営業目標を100%達成したら、この金額になります」という金額が定時されます。そのOTEの中身は、いわゆる固定給とコミッション/インセンティブといわれるものに分けられます。この固定給とコミッションの割合が例えば 6:4 で4がコミッション、というような形です。コミッション部分については達成度合いに合わせて上がっていきますので、売れば売るほどどんどん給料が上がります。
多くの外資ITでは RSU と呼ばれる「自社株」を社員に提供して社員はそれを売ることができ、税法上はその株も「収入」として申告する必要がありますが、今回の話では省きます。(RSUも入れてしまったらそれこそ年収1000万円なんてすぐです)
外資IT転職で確認すべきポイントその1:そもそも仕組み上達成できるのか
私の経験や周りの友人の話を聞くと、ほとんどの外資ITでは20代でも1000万円を狙える仕組みになっていますが、あなたが転職する会社がもしかしたら仕組み上難しいかもしれませんので、そこは確認が必要です。外資ITの年収は、基本的に前職の年収をベースに決まるので、もしかしたらOTE で 年収1000万円は転職時のオファーとしてもらうことは難しいかもしれません。だからと言って、20代で年収1000万円が狙えないという訳では全くありません。
では、20代で年収1000万円が狙えるか否か、誰に確認すべきなのか。それは、あなたが必ず面接で会う「営業部長」または「あなたの上司になる人」です。初めてあった人とお金の話をするのは日系文化にいるとなかなか難しいかもしれませんが、営業部長はお金の話が大好きです。これは、間違いありません。お金が大好きだからこそ、外資ITで部長まで上り詰めているのです。なので、お金大好きな営業部長に直接聞きましょう。
転職エージェントは転職活動において、非常に心強いパートナーですが、あなたの受ける会社で働いているわけではないので、実情は知ることはできません。エージェント経由で聞く、という手もありますが、営業部長はお金が好きなだけでなく、お金が好きな人も好きなんです。外資IT営業でお金が好きであれば、お金のために頑張って努力をしてくれるからです。このため、あなたの「やる気」をアピールする意味でも、ぜひ直接聞いてみてください。
確認すべきポイントは、「どれくらいの達成率で1000万円に届くのか?(120%なのか、200%必要なのか)」「実際に同じジョブグレードの人でどのくらい1000万円に届いているのか?」「それはどれくらい難しいことなのか?」などを聞くといいと思います。外資ITの社員は全員「ジョブグレード」というもので給料が決まりますので営業部長の頭の中では「XX君のジョブグレードと一緒で、去年 130%で1000万円達成してたはずだから、、、」と考えて教えてくれるはずです。
なので、まずは「そもそも仕組み上、20代(自分のジョブグレード)で1000万円狙えるのか」を確認しましょう。
外資IT転職で確認すべきポイントその2: あなたが達成できるのか
次のポイントは、仕組み上達成できてもあなたが達成できるか否かは全く別問題です。転職の会社選びにおいて、最も重要なポイントの一つは「自分が成功できる環境なのか?」という点です。書面上で読み取れる場合もありますが、特に転職経験の浅いうちはこれも面接で聞いた方がいいです。
例えば、あなたがどこか特定の業種の企業に営業をしていて得意なのであれば、担当する業種はどこなのか、また、ITは会社の規模によって意思決定プロセスが異なったりするので、担当する会社規模はどの程度なのか。意思決定をする相手はどういった部門なのか。というようなポイントです。
ただ、どれもこれも、あなたの得意分野ではないということもあり得ます。その場合、どうするかというと「自分はバリバリ頑張りますので、売り方を叩き込んでもらえますか?」と聞いてみましょう。20代であれば、これは通用します。お金大好きな営業部長はやる気に満ちている人が大好きです。こう言った発言は「得意分野がうちにハマらない」というネガティブな印象としてではなく、「やる気があるやつ」とポジティブに受け取られるケースの方が多いです。20代もしくは30代前半であれば。
外資IT転職に資格なんて絶対必要ないし、英語も「あったらいいね」レベル
ネットをみていると、外資IT営業への転職で「有利な資格」として情報処理系の資格やTOEIC何点以上、というような記事が出ていたりしますが、断言できます、全く関係ありません。「資格給」なんて発想は外資に存在しません。
少なくても、20代営業で年収1000万円狙うのにどちらも不要です。転職して、必要そうであれば、その時に資格取得・英語に取り組めばいいだけの話です。
ただし、出世して本社と交渉するような立場になるとやはり英語が必要になるので、もっともっと稼ぎたいと思っているのであれば「いつか英語が必要になる」ということは覚えておいた方がいいです。
外資IT営業20代のために、1社選ぶとしたら間違いなく「セールスフォース・ドットコム」一択
ITの営業をされている方であれば「セールスフォース」という名前は聞いたことがあるかもしれません。もしかしたら、会社で使っているかもしれません。もしあなたが、IT営業としてガンガン稼いで今後もキャリアを続けていく予定なのだとしたら、あなたの目指すところはGAFAMではではなくて間違いなく「セールスフォース・ドットコム」です。
実際に転職して成功している営業マネージャーによると、セールスフォースでは入社後まず1ヶ月間のトレーニング期間が設けられるそうです。そこでは、製品の知識や売り方はもちろんのこと確立された「営業論」を叩き込まれるのだそうで、これがものすごく勉強になるとのことです。
また、セールスフォースの営業というのは引くてあまたです。一度セールスフォースで営業を経験しておけば、その後はどこでも転職できてしまうのではないかな?と思うくらい、営業力には定評があり多くの企業の営業系で「元セールスフォース」は求められています。加えて、セールスフォースで営業マネージャーになることができれば、その後は他の外資ITの日本社長のキャリアも射程圏内に入ります。理由は簡単で、多くの外資ITではセールスフォースで顧客管理・営業管理をしているため、セールスフォースを使って営業を管理し、成功を納めているセールスフォースの営業マネージャーは喉から手が出るほど欲しい人材なのです。
セールスフォースの営業のポジションを獲得するのはもしかしたら難しいかもしれません。ただし、獲得できれば年収1000万円なんていうものはすぐに達成してしまうと思います。ぜひ、外資ITへのチャレンジの一環として応募してみることをおすすめします。
日本ではまだまだ転職が一般的でないので「キャリア」について相談できる人を見つけるのは難しいのが現状です。私の親は終身雇用の企業で定年を迎えたため「キャリアプラン」の相談をできる状況ではありませんでした。そこで、私が頼りにしていたのが転職エージェントです。
転職エージェントの中ではすぐに転職をさせようとするエージェントがいる一方で、中長期的な視点でキャリアのアドバイスをくれるエージェントも多くいます。こちらでは私がこれまでの5回の転職を通して使った転職エージェントの中から、これまでの経験を踏まえておすすめのサービスを厳選してご紹介してます。
外資ITへの転職は LinkedIn と転職エージェントの併用がおすすめですが、ここでご紹介している3社はそれぞれ、LinkedInにも非公開求人を掲載しているので LinkedIn との併用という観点でもおすすめです。


おすすめのポイント!
1. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
2. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
3. 転職後1年間、入社後サポートを提供している
申し込みのステップ:
公式サイトの「無料面談に申し込む」をクリック。録画面に必要事項を入力。
必須の入力項目が19でほとんどが選択項目なのですぐに終わると思います。職務経歴書の添付は任意ですが、可能な範囲で書いたものを添付しておくとキャリア相談がより有意義なものになります。
想定登録時間:約2分(業界最短水準)


おすすめのポイント!
1. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
2. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
3. 「両面型」の支援体制なので、企業の生の声に近い情報が知れる
申し込みのステップ:
公式サイトにて、まずはメールアドレスを入力、その後メールで届く登録画面に必要事項を入力。
必須の入力項目が27つありますが、ほとんどが選択項目なのでそれほど時間はかかりません。最も悩みやすい「職務経歴書」の添付や、テキストでの「詳しい経験の入力」は必須ではありません。ただし、可能な範囲で入力しておくとキャリア相談がより有意義なものになります。
想定登録時間:約10分
おすすめのポイント!
1. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
2. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
3. 英語でキャリアの相談が可能
申し込みのステップ:
公式サイトから「まずは無料相談してみる」をクリック。履歴書については「添付なし」をクリック。登録画面に必要事項を入力。
必須の入力項目が22でほとんどが選択項目なのですぐに終わると思います。業務内容の記入は任意ですが、可能な範囲で書いておくとキャリア相談がより有意義なものになります。
想定登録時間:約5分