
【外資IT研究】セールスフォースの年収や”やばい”魅力に迫る!転職で知っておきたい情報まとめ
IT業界のなかで、特にB2B業界で働く多くの方がグーグル、マイクロソフト、AWSと並んで人気の転職先の候補がセールスフォースジャパンです。
この記事では、セールスフォースジャパンへの転職を考えている方に向けて、その全貌を解き明かします。
まずは同社の企業文化について掘り下げ、その後、過去の求人情報と、求職者が最も気になるであろう年収について解説します。





セールスフォースジャパンの概要
セールスフォースジャパンは、グローバルなクラウドコンピューティング企業であるSalesforce.comの日本法人です。クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供を主な事業としています。
会社の背景と歴史
セールスフォースジャパンの母体であるSalesforce.comは、1999年にアメリカで設立され、翌年の2000年に日本法人が設立されました。日本国内におけるオフィスは東京、名古屋、大阪、白浜、広島、福岡に展開しており、そのビジネスは全国に及んでいます。
2004年には、母体であるSalesforce.comがニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しました。これにより、より一層のグローバル展開とビジネスの拡大が進んだことは間違いありません。
事業内容と主要なサービス
セールスフォースジャパンは、クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供を主に行っています。企業が必要とするさまざまなビジネスアプリケーションをクラウド上で利用できるようにすることで、顧客関係管理(CRM)の効率化とビジネスの進化を支援しています。
その主要なサービスとしては、「Sales Cloud」、「Service Cloud」、「Marketing Cloud」などがあります。これらはすべてインターネット経由で提供され、顧客の獲得からサポートまでを一元的に管理することが可能です。
セールスフォースのサービスは、その拡張性とカスタマイズ性から多くの企業に採用され、ビジネスの成長とイノベーションを促進しています。
セールスフォースジャパンの魅力
セールスフォースジャパンが魅力的な企業とされる理由は数多くありますが、その中からいくつかピックアップしてみましょう。
優れた企業文化と働きやすさ
セールスフォースジャパンは、「オハナ」という特徴的な企業文化を持っています。「オハナ」はハワイ語で「家族」を意味し、セールスフォースでは全ての従業員とパートナー、顧客を一つの家族と捉え、互いに支え合う環境を大切にしています。
また、セールスフォースジャパンでは、新卒プログラムを提供し、若手の育成にも力を入れています。これにより、学生が卒業する1年半前からオファーを受け取り、卒業後にはプロの開発機会やトップリーダーとの交流、同期とのネットワーキングイベントに参加できるようになります。
世界規模のビジネスチャンス
セールスフォースジャパンは、その母体がグローバル企業であることから、世界中でビジネスチャンスを探すことが可能です。
クラウド技術の先駆者として、世界中の企業がデジタルトランスフォーメーションを遂げるためのソリューションを提供しています。
そのため、セールスフォースジャパンで働くことは、グローバルな視点でのキャリアアップを目指す方にとって大きな魅力となります。
持続可能性と社会貢献
セールスフォースは「1:1:1モデル」を採用しています。これは、自社のリソースを1%ずつ(製品、時間、リソース)を寄付するという意味で、これにより、ビジネスの初期段階から慈善活動を組み込むことが可能になります。
これにより、企業としての成功と社会への貢献が同時に追求されることになります。
セールスフォースのこのような社会貢献への取り組みは、企業としての持続可能性を高めるだけでなく、社員一人ひとりが社会貢献に関与する機会を提供することで、職場環境の向上にも寄与しています。
加えて、セールスフォースは「V2MOM」という目標設定と組織の透明性向上の手法を用いています。「V2MOM」は、Vision(ビジョン)、Values(価値観)、Methods(方法)、Obstacles(障害)、Measures(測定)の頭文字を取ったもので、全社員が自分のビジョンと目標を設定し、それを共有することで、組織全体の一体感と目標達成に向けた取り組みを強化しています。
このように、セールスフォースジャパンでは、優れた企業文化と働きやすさ、世界規模のビジネスチャンス、そして持続可能性と社会貢献の観点から、働く魅力が多数存在します。そのため、グローバルな視点でビジネスを学びたい方、社会貢献を行いながら働きたい方、そして自己実現とキャリアアップを追求したい方にとって、セールスフォースジャパンは非常に魅力的な選択肢となります。
受賞歴
「働きがいのある会社(Great Place to Work)」1位(2022年 日本国内ランキング、大企業部門)
「世界で最も革新的な企業」9年連続選出 (Forbes誌)
「働きがいのある企業ランキング」4位 (2022年日本国内、Openwork)
「世界を変える企業リスト」(FORTUNE誌)
「従業員と地域社会に貢献するTOP50社」(People誌)
「世界で最も持続可能な企業」(Barron’s誌)
「世界で最も革新的な企業」(Forbes誌)
「世界 No.1のCRMアプリケーション」(*2021年 IDC社)
セールスフォースジャパンの求人情報
フィールドセールス
Salesforceの営業におけるゴールは、個別の製品の販売実績ではなく「カスタマーサクセス」です。有名大手企業から中堅・中小企業まで、あらゆる規模、業種のお客様の成功を支援する当社のフィールドセールス(外勤営業)に求められる役割は、お客様の事業や経営課題を深く理解し、事業成長に貢献すること。インサイドセールスやプリセールス、パートナーと協働しながら、創業以来世界中のお客様とともに積み上げてきた実績やノウハウ、最新のテクノロジーを集結させて、3年後、5年後のお客様の成功ビジョンを描き、実現へと導きます。(公式サイト参照)
過去掲載の求人サンプル
営業/フィールドセールスの求人内容はコチラ
募集職種名: Account Executive, Enterprise – Slack
応募資格:
必要な経験
・エンタープライズ担当アカウントエグゼクティブとして5 年以上の経験
・パイプラインの管理と大型契約の成約の経験・セールスだけなく、他部署と連携しながら案件のクローズ、アップセルを継続的に実施した経験
・シニアマネージャーや執行役員クラスに対するプレゼンや交渉の経験
・購入プロセスのさまざまな段階にある複数の商談を同時に進める能力
・他部署を巻き込み、チームの方向性や連携をリードする能力
業務内容:
・リードから商談成立まで、セールスサイクル全体のオーナーシップ・導入サイクル全体を通じて 製品の価値をユーザー企業に知ってもらう
・ユーザー企業のニーズを見極め、カスタマーサクセスが成約、アップグレード、更新について具体的に強調できるようにする
・他部門(ソリューションエンジニア、カスタマーサクセスマネージャー、リーダーなど)と協力し、戦略的な導入プランを構築する・ユーザー企業の声となり、製品を含むあらゆる分野でフィードバックを集めて継続的な改善を促進する
・請求、法務、セキュリティ、技術的問い合わせなどについて、ユーザー企業とのコミュニケーションすべてを扱い、問題を整理して必要に応じエスカレーションする

セールスフォースの年収事情
最後に参考情報として米国の給料情報サイト level.fyi の情報をもとにセールスフォースの営業「Sales」の年収をご紹介します。
円への換算は計算をシンプルにするために、$1 を 100円で換算しました。なお、 level.fyi の掲載内容は基本的には米国内での口コミ投稿がメインとなりますので、該当企業の日本オフィスの水準とは異なることがある点ご留意ください。
また、参考にしている level.fyi はあくまでも口コミをベースとしたサイトですので、各社全ての給料レンジが網羅されているわけではありません。
TOTAL(合計) | ベース(Base) | 株/年(Stock/yr) | ボーナス(Bonus) |
1,028万円〜3,721万円 | 775万円〜1,880万円 | 0万円〜164万円 | 0万円〜717万円 |


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