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「営業を辞めたい」人必見!外資ITの「カスタマーサクセス」という職業

外資ITのカスタマーサクセス
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管理人

ここがポイント!
1. 「カスタマーサクセス」はSaaSビジネスにおける新しい「営業」
2. 購入後のお客様の利用促進・追加購入支援がメイン業務なのでコニュニケーション能力が活かせる!
3. サブスクリプションビジネスの「かなめ」となる仕事なので将来性は抜群!

IT業界の方であれば「カスタマーサクセス」という職業を聞いたことがあるのではないでしょうか。Dodaを運営する パーソルキャリアから発表 された調査データによると、「インサイドセールス」や「カスタマーサクセス」の求人が2年半で約7.4倍となったとのことです。

カスタマーサクセスの求人は急上昇中

その「カスタマーサクセス」は、クラウド型ソフトウェアいわゆるSaaSのビジネスを展開している企業では必ずあるポジションです。カスタマーサポートと混同している方も多いかと思いますが、実際は大きく異なります。簡単に言ってしまうとカスタマーサクセスとはすでに購入いただいたお客様の利用促進を促す”営業”といえます。元々米国で生まれたこの仕事は、SaaSスタートアップがホットになっている日本でも多くの企業が募集しており、外資ITでも多くの企業で求められています。

カスタマーサクセスはある種「営業」だと言えるため、今現在営業をやられている方の経験、特にお客様とのコミュニケーション能力をおおいに活かすことが可能なため、ゼロから関係構築して売る、いわゆる「営業」から転身されたい方にはベストなポジションではないかなと思います。

外資ITに興味があり、今は営業をやっているけれどそのうち違う仕事に変わりたい。。。そのような方の外資ITチャレンジの参考にしていただけると幸いです。

管理人プロフィール

外資転職ドットコム:管理人

  • 5回の転職で6社を経験
  • 日系ブラックIT企業で社会人3年目で月収25万円(交通費込み)から、転職を重ねて今は外資系IT企業で年収2700万円超え(令和4年実績)
  • 給料関連の公的書類をこちらで公開中
プロフィール

5回の転職で6社(日系ブラック企業2社、外資IT4社)を経験して、10年で年収を約10倍にすることができました。(最初が安すぎたんですが笑)外資ITは数十名規模のスタートアップから数万名規模の超大手まで幅広く経験しています。

このブログでは企業の運営する転職系メディアでは紹介できないような裏話を含め、キャリア・年収アップを目指して外資ITへの転職を検討する上で気になるさまざまな情報を発信しています。

今後のキャリアプランの参考にしていただけたら嬉しいです。

”外資IT転職ドットコム”について

外資転職ドットコムは、日本国内のIT業界で働く全ての営業関連職の方に向けて、転職やキャリアの参考情報として外資系IT企業の実態をご紹介するブログです。本ブログは、管理人と複数の監修メンバーがそれぞれの体験と転職をすることで広げてきた各々の外資ITネットワークを通して収集した、企業の運営する転職系メディアでは紹介できない外資系IT企業の具体的な実態をご紹介しています。

監修メンバーは、それぞれが10年以上外資IT経験者のため、各々が大規模・中堅規模・小規模の企業を経験しており、外資転職ドットコムの内容は下記の外資系IT企業の中で複数の大・中・小規模の企業の内容を含みます。ぜひ、参考にしてみてください。(※全ての企業を含んでいる訳ではありません。)

IBM, Oracle, SAP, AWS, DELL, HP, Cisco, VMware, Lenovo, Microsoft, Salesforce, Google Cloud, Adobe, Opentext, Workday, SAS, Databricks, Snowflake, ZVC(Zoom), Splunk, Cloudflare, CrowdStrike, Okta, Akamai, servicenow, twilio

未経験者におすすめの転職エージェント選びの結論

外資転職ドットコムは「外資未経験」の方に向けて外資系IT業界の実態を紹介しています。

また、外資となると「英語力」を気にする方も多いですが、私が初めて外資ITに転職した際は英語力ほぼゼロからのチャレンジでした。

その経験を踏まえて、まずは無料面談をおすすめしたい転職エージェントは「エンワールド」と「JACリクルートメント」の2社です。

さらに、転職そのものが初めての方には上記の2社に加えて、「リクルートエージェント」に会うのもおすすめです。私も人生で初めての転職では、まずはリクルートエージェントの面談をしました。

転職活動を始める前に、まずはキャリアの相談をすることをおすすめします。

目次

なぜSaaSでは「カスタマーサクセス」が必要なのか?

サブスクリプションの課金形態をとっているSaaSビジネスでは「お客様に使い続けてもらうこと」が非常に重要になります。SaaS ビジネスでは顧客のLTV(Life Time Value:ライフ タイム バリュー)といわれる直訳すると「顧客生涯価値」や、 Churn Rate(チャーン レート)といわれる解約率が重要な経営指標になっています。また、SaaS では利用者や利用率が増えれば増えるほど売上が伸びていくので、この促進や、複数のSaaS製品を販売している企業では追加で新しい製品を顧客に購入してもらうことも重要です。

これら SaaS ビジネスにおいて重要な役割を果たすのがカスタマーサクセスです。

気になる仕事内容と給料体系

カスタマーサクセスの仕事内容は多岐にわたります。購入後のトレーニングや導入支援、お客様内部での活用促進と契約更新業務、利用が広がれば、利用者追加のための提案(UP Sell:アップセル)や新規製品の提案(Cross Sell: クロスセル)、そしてご利用いただいているお客様からのお問合せの対応です。

簡単にいいますと、製品を買っていただいたお客様の社内での利用促進と追加の営業活動プラス、サポート業務といえます。基本的に「取り扱い製品」の「活用方法」の知識は必要となりますが、お客様とのコミュニケーションが重要となりますので、今現在営業をやられている方の転身には非常に向いていると思います。

給料形態はやはり営業と似ていて、固定給とコミッション・インセンティブになります。この割合は実際の営業よりは少し固定給が多い場合が多く、営業が6:4であればカスタマーサクセスは 7:3 のような形です。カスタマーサクセスのコミッションは、顧客の継続率や追加販売売上など、さまざまな指標がありますが、今までの経験では「追加売上」よりも「顧客の継続」に重きが置かれている印象です。

求められるスキル

お客様にご購入いただいた製品をお客様社内での利用を促進していただくのが重要な役割ですので、コミュニケーション能力は非常に重要です。また、「製品の活用方法」をお客様にご紹介するのも仕事ですので「製品そのものを好きになれるか?」というのも非常に重要な点です。売り切りであれば、多少好きじゃない製品でも売ってしまえば終わりですが、売った後にさらに活用してもらい、お客様の組織の中で広げてもらうためには、まずは自分自身が製品を使い倒す必要があります。このため、自分の好きでもない製品を使い倒すのは興味を継続させるのが難しいので、忘れてはいけないポイントです。

最後に、技術的な知識と英語力です。お客様が購入されたのはSaaS型のITソフトウェアですので、お客様と円滑なコミュニケーションを取るためには多少のIT知識が求められます。また、外資ITでは海外での利用の方が広がっていてノウハウが溜まっている事が多くありますが、そのノウハウの多くは英語であるケースもありますので、それらを理解するためには英語が必要になるケースもあります。ただし、どの程度の技術知識が必要なのか?とどの程度の英語力が必要なのか?は企業や取り扱い製品にとって大きく違いますので、ポジションを応募された際に面接で聞かれるといいと思います。

いつか年収1000万円超えたいんですが、、、可能ですか?将来性は?

可能です。外資ITでは年収1000万円というのは高い方ではないので、2回くらい転職を重ねれば年収1000万円は余裕で届きます。

ここで気になるのはこの「カスタマーサクセス」という比較的新しい職業の将来性ですが、私は抜群にあると思います。今はさまざまなソフトウェア企業がクラウドでの製品提供に力を入れています。その理由は、売り切り型よりも安価に販売できるため、新規ユーザー獲得がしやすいというのはありますが、企業の戦略としての視点では、売り切り型のビジネスよりもサブスクリプションモデルのビジネスの方が、継続して売上が立つので将来の売上予測が立てやすく、その売上予測を使って長期的な経営判断を行えるからです。そして、その継続的な売上を支える重要な組織が「カスタマーサクセス」なのです。

いかがでしたでしょうか。是非この機会に、カスタマーサクセスについて少し学んでいただき、外資ITへチャレンジしていただければと思います。

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5回の転職経験を踏まえて、外資IT転職におすすめのエージェント3選

日本ではまだまだ転職が一般的でないので「キャリア」について相談できる人を見つけるのは難しいのが現状です。私の親は終身雇用の企業で定年を迎えたため「キャリアプラン」の相談をできる状況ではありませんでした。そこで、私が頼りにしていたのが転職エージェントです。

転職エージェントの中ではすぐに転職をさせようとするエージェントがいる一方で、中長期的な視点でキャリアのアドバイスをくれるエージェントも多くいます。こちらでは私がこれまでの5回の転職を通して使った転職エージェントの中から、これまでの経験を踏まえておすすめのサービスを厳選してご紹介してます。

外資ITへの転職は LinkedIn と転職エージェントの併用がおすすめですが、ここでご紹介している3社はそれぞれ、LinkedInにも非公開求人を掲載しているので LinkedIn との併用という観点でもおすすめです。

おすすめのポイント!
1. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
2. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
3. 転職後1年間、入社後サポートを提供している

申し込みのステップ:
公式サイトの「無料面談に申し込む」をクリック。録画面に必要事項を入力。

必須の入力項目が19でほとんどが選択項目なのですぐに終わると思います。職務経歴書の添付は任意ですが、可能な範囲で書いたものを添付しておくとキャリア相談がより有意義なものになります。

想定登録時間:約2分(業界最短水準)

おすすめのポイント!
1. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
2. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
3. 「両面型」の支援体制なので、企業の生の声に近い情報が知れる

申し込みのステップ:
公式サイトにて、まずはメールアドレスを入力、その後メールで届く登録画面に必要事項を入力。

必須の入力項目が27つありますが、ほとんどが選択項目なのでそれほど時間はかかりません。最も悩みやすい「職務経歴書」の添付や、テキストでの「詳しい経験の入力」は必須ではありません。ただし、可能な範囲で入力しておくとキャリア相談がより有意義なものになります。

想定登録時間:約10分

おすすめのポイント!
1. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
2. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
3. 英語でキャリアの相談が可能

申し込みのステップ:
公式サイトから「まずは無料相談してみる」をクリック。履歴書については「添付なし」をクリック。登録画面に必要事項を入力。

必須の入力項目が22でほとんどが選択項目なのですぐに終わると思います。業務内容の記入は任意ですが、可能な範囲で書いておくとキャリア相談がより有意義なものになります。

想定登録時間:約5分

外資ITのカスタマーサクセス

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この記事を書いた人

5回の転職で6社(日系ブラック企業2社、外資IT4社)を経験して、10年で年収を約10倍にすることができました。(最初が安すぎたんですが笑)外資ITは数十名規模のスタートアップから数万名規模の超大手まで幅広く経験しています。

このブログでは企業の運営する転職系メディアでは紹介できないような裏話を含め、キャリア・年収アップを目指して外資ITへの転職を検討する上で気になるさまざまな情報を発信しています。

今後のキャリアプランの参考にしていただけたら嬉しいです。

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