初めまして。
私は直近10年間で外資系IT企業を4社ほど経験して、現在も外資系ITで働いています。
今は30代後半のアラフォーで年収2500万円(令和4年は2700万円でした。明細はこちら)ですが、初めて外資系IT企業に転職したのはアラサーの20代後半、転職前の年収は350万円ほどでした。
このブログでは、私が過去10年間で見たこと、知ったこと、また、初めて外資系に飛び込んだ際の事など、リアルな思い出をご紹介させていただき、一人でも多くの方の「外資ITへの転職」を応援できればと思っております。
私が外資系IT企業に転職をおすすめする理由は、私自身が外資系IT企業に転職しなければ経験できなかったのではないかな、と思う体験が多かったためですが、一方で、私自身、大手の日系IT企業で働いた経験はありません。
私が外資系ITに転職する前まで勤めていたのは日系の広告系中小企業なので、「日系ITと比べてここがいい」などとは言えませんが、一番わかりやすいのは、給料は圧倒的に外資系の方がいいようです。少なくても、IT業界においては。
私が本ブログでお話する「外資系企業」とは全て外資系IT企業をさします。私自身もそうなのですが、友人含めて外資系IT企業の話しか知らないので、そこに焦点を当ててお話をさせていただきます。
自分のキャリアの「可能性」を調べなかった後悔だけはしないでください。
「ジョブ型」時代のキャリアプランの考え方を相談できる相手はなかなかいません。
私の親は終身雇用世代だったため、私自身もそうでした。
実は転職エージェントの中にはスグの転職を前提としないで、キャリアについて一緒に考えてくれる企業がいくつかあります。
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管理人も10年以上前からお世話になってます笑
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私の経歴
簡単に私の経歴を紹介させていただきます。私が就職活動をしていた頃は、「ライブドア」や「サイバーエージェント」などが注目を浴びて「ベンチャー」という言葉が流行っていた時期でした。若かりし頃の私はその雰囲気に完全に飲まれて「ベンチャー!」とうたっている多くの会社にエントリーして、そのうちの1社に就職しました。
が、、、入ってみると「ベンチャー」ではなく、ただの超ブラック中小IT企業で、単純作業をやらされる毎日に焦りを感じていました。ちょうどその頃、「グーグル」が日本でも注目され、恥ずかしながら「外資系企業」というものを初めて意識したタイミングでした。ただ、超ブラック中小IT企業で、来る日も来る日も単純作業しかしていない自分には遠い存在だと感じていました。
そんな成長機会のない環境から抜け出そうと、1回目の転職をしました。
インターネット広告が世の中に広がり始めている時期で、私も日系の中小広告業に転職しました。そこでは、広告の営業として仕事し始め、この時始めて、遠い存在と感じていた「外資系企業」の方々と触れ合う機会があり、憧れが広がっていき、2回目の転職で初めて外資系IT企業に転職しました。
この流れからすると、「知り合った外資の方から引き抜かれたのでは?」と思われるかもしれませんが、全くそうではありません。
今後また紹介させていただきますが、なり振り構わない形で必死で転職活動をして、1社目に拾ってもらいました。そこからは数年ペースで転職し、外資系ITを合計4社経験して今に至ってます。
私が経験した「外資系IT」
「外資」と一言で言っても、業種で違いがあるように、従業員規模でも違いがあると私は感じてます。私は1万人規模、数千人規模、数百人規模、数十人規模の4つのパターンの「外資系IT企業」を経験してますが、私からすると「数万人規模の外資系IT企業」は「ほぼ日本企業」だと思いました。
「日系色が強い外資」といったところでしょうか。素晴らしい会社ですし、今でもそのような大きな組織で仕事をできたことは誇らしいですが、「バリバリの外資か?」というと、そうではないと思います。少なくても、組織上、かなり上まで行かないと「バリバリの外資感」は感じられないと思います。
逆に数十人規模となると、一部現場の営業担当者のような、日々のやりとりが国内のお客様だけ、というような職種以外は、上司が海外にいるのはもちろん、国内で同部門なのは自分だけ、サポートは別の海外にいる、同じ部署の同僚と言うような「ゴリゴリの外資」になります。
このように、外資系IT企業は会社の規模でその雰囲気やスタイルが違いますので、その点も意識してこのブログでご紹介させていただければと思います。
私が外資への転職をおすすめする理由
自己紹介の最後に、私が外資系企業への転職をおすすめする理由をお話させていただきます。非常に単純な話ですが、「給料」です。
外銀や戦略コンサルなど、上には上がいるものですが、私はアラフォーで年収は2,500万円です。
これには、会社から提供される株式も含まれます。私が1社目を退職する際、年収はギリギリ300万円をこえるくらいでした。2社目を退職する際、年収は350万円くらいだったと思います。そこから、外資へ転職したことで、私の人生は大きく変わりました。最初の外資系への転職で一番衝撃的に感じた事が「忙しさはどこでも同じなのに、どこで働くのか、で給料がこんなにも違うのか」という点です。
1社目はブラック企業で、2社目はいい人ばかりでしたが、体質はブラックでした。
その環境で「死ぬほど働く」事が身についてしまった私にとって、「馬車馬のように働くことが当たり前」だったのですが、その「当たり前の行動」を「どこでするのか(どの企業でするのか)」がここまで給料に影響があるのだと、かなり衝撃的だったことを今でも覚えてます。
これが、私が外資への転職をおすすめする一番の大きな理由です。それ以外ももちろん、色々ありますが、根本はこれだと思ってます。
それでは、本ブログが、一人でも多くの方の外資系転職の参考になれば幸いです。
ちなみに、年収2,500万円となると、かなりいい生活ができるのであろうと、昔の自分は考えていましたが、残念ながら、全く普通の生活しかできてません。私の場合は趣味に結構お金を使ってしまっているからなのですが、年収2,500万円とはその程度です。何か一つに多くのお金を使うと、それ以外は「普通」です。
なので、私自身も、まだまだ修行中の身です。
年収の変化を大公開!
1社目のブラック企業の給料に関連した情報で、手元に残っている記録が当時の「離職届」だけでした。
当時の月収は25万円だったようです。
令和4年の年収は2763万円でした。年収は2,000万円を超えると確定申告が必要なるのですが、この画像が税務署に出している申告書で「給与」に書かれている数字が年収です。