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採用側から考える、初めての外資IT転職には転職エージェントを使った方がいい理由
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管理人
ここがポイント!
1. 最初にあなたのレジュメを見るのは業務を知らないリクルーターである!
2. 「同じポジション」で「同じスキル」の人を面接官は何人にも会っている!
3. 面接のフィードバックは長期的なキャリア構築における重要な情報!
私はこれまで5回の転職を経験しています。転職経験が浅い頃は10社ほどの転職エージェントに会っていました。
大きな理由としては「不安の解消」でした。色々な転職エージェントに会うことで、求人の情報量を増やして転職を成功させることが目的でしたが、若い頃の転職では「非公開求人」の対象になるわけもなく、自分でも転職サイトで求人検索していたので、転職エージェントから紹介される求人は「どこも一緒」という印象でした。
このため、転職エージェントに会って面談をすることは時間のムダと思えてしまってましたが、一方で2社で採用側を経験すると、応募する側からは見えづらい転職エージェントを使うメリットが少しづつわかってきました。
採用側に立つと転職エージェントを使っている人と使ってない人の両方の職務経歴書(レジュメ)をみたり、それぞれと面接する機会があります。転職エージェントは応募者が採用されて初めて費用を企業側に請求ができる成果報酬型のビジネスです。このため、応募者が合格することは非常に重要で、求人の紹介以外にもレジュメの添削や面接対策などをやってくれます。
10社もエージェントに会っていた頃の応募する側からはいまいちよくわかっていませんでしたが、単純に考えて「転職エージェントに訓練された人とされていな人」どちらが受かりやすいと思いますか?応募者を採用するか否かはもちろん応募者本人の能力で決まります。このため、転職エージェントの訓練で着飾っているだけの人はすぐにわかりますが、同じレベルの人が二人いた場合、どちらが受かりやすいと思いますか?
今回は採用側の視点で、転職エージェントのサポートがどこで役立っているのかをご紹介させていただきます。今後の転職活動の参考にしていただけますと幸いです。
注意!!!
本題に入る前に、日本では転職先が決まる前に会社を辞めて、そこから転職活動をして「内定がもらえなくて焦る」方が結構いるようですので、ここでも申し上げますが、転職先が決まるまで、どんなに辛くても、今の会社をやめてはいけません。
これだけは絶対に守りましょう。一生後悔することになりかねません。
管理人プロフィール
外資転職ドットコム:管理人
- 5回の転職で6社を経験
- 日系ブラックIT企業で社会人3年目で月収25万円(交通費込み)から、転職を重ねて今は外資系IT企業で年収2700万円超え(令和4年実績)
- 給料関連の公的書類をこちらで公開中
プロフィール
5回の転職で6社(日系ブラック企業2社、外資IT4社)を経験して、10年で年収を約10倍にすることができました。(最初が安すぎたんですが笑)外資ITは数十名規模のスタートアップから数万名規模の超大手まで幅広く経験しています。
このブログでは企業の運営する転職系メディアでは紹介できないような裏話を含め、キャリア・年収アップを目指して外資ITへの転職を検討する上で気になるさまざまな情報を発信しています。
今後のキャリアプランの参考にしていただけたら嬉しいです。
”外資IT転職ドットコム”について
外資転職ドットコムは、日本国内のIT業界で働く全ての営業関連職の方に向けて、転職やキャリアの参考情報として外資系IT企業の実態をご紹介するブログです。本ブログは、管理人と複数の監修メンバーがそれぞれの体験と転職をすることで広げてきた各々の外資ITネットワークを通して収集した、企業の運営する転職系メディアでは紹介できない外資系IT企業の具体的な実態をご紹介しています。
監修メンバーは、それぞれが10年以上外資IT経験者のため、各々が大規模・中堅規模・小規模の企業を経験しており、外資転職ドットコムの内容は下記の外資系IT企業の中で複数の大・中・小規模の企業の内容を含みます。ぜひ、参考にしてみてください。(※全ての企業を含んでいる訳ではありません。)
IBM, Oracle, SAP, AWS, DELL, HP, Cisco, VMware, Lenovo, Microsoft, Salesforce, Google Cloud, Adobe, Opentext, Workday, SAS, Databricks, Snowflake, ZVC(Zoom), Splunk, Cloudflare, CrowdStrike, Okta, Akamai, servicenow, twilio
※外資転職ドットコムは、以下のサイトの情報や管理人の体験談をもとにしています。
人材サービス総合サイト、消費者庁、確かめよう労働条件、厚生労働省、総務省、ハローワーク、職業情報提供サイト、Google Scholar、キャリア形成サポートセンター、JOB PICKS、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協会、levels.fyi、Glassdoor
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キャリアの「可能性」を調べなかった後悔だけはしないでください。
「ジョブ型」時代のキャリアプランの考え方を相談できる相手はなかなかいません。
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実は転職エージェントの中にはスグの転職を前提としないで、キャリアについて一緒に考えてくれる企業がいくつかあります。
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1位: JACリクルートメント
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転職希望時期「未定」でも受けれるキャリア相談、業界の情報収集におすすめ!
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ハイキャリアの方は時間をかけて継続的な情報収集をした上で、キャリアプランを考えるためにJACに登録しています。
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2位:LHH転職エージェント(アデコ株式会社)
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外資系転職エージェントとしては珍しく第二新卒のハイクラス転職を支援している。若手には特におすすめ!
3位: エンワールドジャパン
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エン・ジャパンが運営するハイクラス・外資転職向け転職エージェント。取引先企業は5,800社以上、サービス満足度97%。
目次
外資ITであなたが面接するまで何が起こっているのか
外資ITでは事業の拡大や退職などで、あるポジションに空きが出ると、部門の長(ハイヤリングマネージャー)から人事(リクルーター)に人材を探すように依頼がでます。
すると人事は転職エージェントに依頼をし、自分でもビジネスSNS LinkedInの登録者を探して、転職エージェント経由であれば一旦自分で確認し、ハイヤリングマネージャーからの依頼に沿った人材であれば、ハイヤリングマネージャーに面接に進めるべきかどうかの指示を仰ぎます。
面接に進めてOKとなれば、一度リクルーターが面談をして本当に面接に進めても問題ないかのチェックを行います。そこで問題がなくて初めて、面接のプロセスがスタートします。
転職エージェントが役立つポイント1:レジュメの添削が意味するもの
この流れをみておわかりの通り、あなたのレジュメを最初に見るのは業務を理解している人(ハイヤリングマネージャー)ではなく、リクルーターであるということです。
もちろん、リクルーターも採用のプロですので、リクルーターが見当違いの人を回してくることはないのですが、求められている経験と実績を的確に表現しないとハイヤリングマネージャーにレジュメを見てもらうことすらできないのです。
これは外資ITに限らず、日本企業でも同様かと思いますが、業務を理解していない人が一番最初にレジュメを見ることを理解して書くことが重要です。
「レジュメの書き方」などは転職サイトやナウハウサイトで色々と紹介されていますが、それらはあなたの経歴とあなたが受ける企業、そして応募しているポジションは全く関係がありません。「レジュメは新しいもの順に上から書く」というようなお作法の話ではなく、その中に何を書くのかが重要なのです。こればかりは一対一で添削してくれる転職エージェントにしかできません。
また、レジュメという観点では、外資への転職の場合「英語のレジュメ」を求められます。
採用のプロセスは全て日本語でも、採用の最終承認を取るためには本社に英語のレジュメを提出する必要があるためです。外資から外資の転職を複数回経験されている方は英語のレジュメだけを提出される方が多いですが、特に初の外資転職であれば英語のレジュメ作成を助けてくれる転職エージェントは頼りになります。
転職エージェントが役立つポイント2:面接のトレーニングの意味するもの
ある企業との面接が決まると、転職エージェントでは面接のトレーニングをしてくれます。
1つのポジションに応募する複数の人の面接をする立場からするとこれも超重要です。
考えてみてください、「同じポジション」に「同じようなスキル・経験を持った人」が応募してきます。面接官は同じような質問を全員に投げかけます。トレーニングを受けて上手に受け答えができる人と、聞きたいことに行き着くまで時間がかかる人、どちらのが次に進むと思いますか?
何十人も面接をしていると、こちらの質問の意図をくみ取れずに自分で用意してきたと思われる回答を延々と話し始めてしまう人は結構います。いくつか違う質問をして初めて聞きたいことを話してくれるようなパターンです。もちろん、その受け答えではなく、回答そのものが重要なのですが、多くの方を面接する立場からすると良い印象にはなりません。
面接のトレーニングも初めての外資転職では重要です。
外資の英語面接は役所の高いポジションやバックオフィスで海外のメンバーとやりとりが発生するポジションの候補者に対して行われます。ここで重要なのはTOEICの点数ではなく、面接での受け答えです。TOEICの点数が800点、900点を超えていても誰も気にしません。逆に、点数が低くても面接での受け答えで採用がされます。「この人は面接では上手に話せてなかったけどTOEICは800点だから大丈夫だよね」なんて会話は行われません。
初めての外資転職では「何を聞かれるのか」、「どのように答えるのが最適なのか」を転職エージェントから教えてもらってから望むのがいいと思います。
転職エージェントが役立つポイント3:面接後のフィードバックの重要性
これは面接を受ける側だった時の話ですが、転職エージェントを通しての応募の場合、面接のフィードバックをもらうことができます。
転職エージェントのお客様はあなたではなく、企業側ですので、紹介する人材をチューニングするために「どこが評価されたのか」や「何がダメだったのか」を企業側に確認し、それを面接を受けた方にも共有してくれます。
「評価されたポイント」は次の面接でもアピールポイントであることがわかりますし、また、不採用だった場合も自分に足りないスキルや経験が具体的にわかってキャリア構築の重要な情報になります。この情報は転職エージェント経由でないと入手することができない重要な情報です。
番外編:いいエージェントの選び方
ここまでは転職エージェントが役立つポイントをお話しましたが、転職エージェントは採用が決まって初めて報酬が発生するため、中には満足のいく支援をしてくれないエージェントがいるのは残念ながら事実です。
こちらの記事で詳しく書いてますが、転職エージェントは企業としての違いもありますが、最も大きな違いは担当してくれる「人」です。このため、中には「誰がどこに行ってもいい」と言わんばかりに、とにかく応募をさせようとしたり、最悪なのは「給料は下がるけども、やりがいはある職場です」というように給料が下がる前提の転職をさせようとする人です。基本的に転職というのは給料を上げるためにするものだと私は思ってますが、転職エージェントからすると、給料を下げて転職させることが一番楽なのです。
このため、いくつかの転職エージェントで面談をして「給料を上げる転職をしたい」旨を言ってみてください。いいエージェントは必ずあなたの力になってくれます。
いかがでしたでしょうか。転職エージェントを使うということは面接に加えてさらに時間を取られることになりますので、なかなか踏み切れない方も多いのではないかと思います。また、転職エージェント全員がいい人というわけでもありません。ただ、いい転職エージェントに出会えれば、あなたの転職は必ず成功すると思います。
今後の転職活動の参考にしていただけますと幸いです。
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日本ではまだまだ転職が一般的でないので「キャリア」について相談できる人を見つけるのは難しいのが現状です。私の親は終身雇用の企業で定年を迎えたため「キャリアプラン」の相談をできる状況ではありませんでした。そこで、私が頼りにしていたのが転職エージェントです。
転職エージェントの中ではすぐに転職をさせようとするエージェントがいる一方で、中長期的な視点でキャリアのアドバイスをくれるエージェントも多くいます。こちらでは私がこれまでの5回の転職を通して使った転職エージェントの中から、これまでの経験を踏まえておすすめのサービスを厳選してご紹介してます。
外資ITへの転職は LinkedIn と転職エージェントの併用がおすすめですが、JACリクルートメントは、LinkedInにも非公開求人を掲載しているので LinkedIn との併用という観点でもおすすめです。
おすすめのポイント!
1. 外資系に強い転職エージェントとしては最大規模の約1万件以上の求人を常時取り扱い。
2. ハイクラス・ミドルクラス転職の満足度5年連続 No.1。
3. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
4. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
5. 「両面型」の支援体制なので、企業の生の声に近い情報が知れる
申し込みのステップ:
公式サイトにて、まずはメールアドレスを入力、その後メールで届く登録画面に必要事項を入力。
必須の入力項目が27つありますが、ほとんどが選択項目なのでそれほど時間はかかりません。最も悩みやすい「職務経歴書」の添付や、テキストでの「詳しい経験の入力」は必須ではありません。ただし、可能な範囲で入力しておくとキャリア相談がより有意義なものになります。