ここがポイント!
外資ITの社員はほぼ全員がLinkedInを使っています。彼らがどのように使っているのか、また、採用する企業側ではどのように使われているのかを解説します
外資系IT企業への転職を目標とした情報収集をしていると、ビジネス向けSNSと LinkedIn(リンクトイン)に出会う方も多いかと思います。
フェイスブックやツイッターなど、一般的なSNSと比較してまだまだ日本での浸透は進んでいない LinkedIn ですが、日本にオフィスを構えるほとんどの外資IT企業やそこで働く従業員のほとんどがLinkedInを使っています。
LinkedInでは「ビジネス」に関わるさまざまなサービスが提供されています。個人の利用としては、職務経歴書のようなプロフィールを掲載できることはもちろん、ビジネスに関わるさまざまなグループに参加したり、ブログが書けたり、最近では学習サービスも提供しています。企業の利用としては、企業専用ページを開設したり、自社の求人を掲載し、候補者にダイレクトメールを送ることも可能です。
このように多くのビジネスに関わるサービスが提供されている LinkedIn ですが、今回はキャリアプランを考えるためにどのように参考にできるのか、企業側ではどのように使われているのか、転職という観点で LinkedIn を使うとどのようなことが起きるのかをご紹介させていただきます。
LinkedInでは「つながり」の数が少ないと他のユーザーのプロフィールを見ることができません。
他のユーザーのプロフィールを見るためには、2次的つながり、3次的つながりと離れていてもいいので、「知り合いの知り合い」としてつながっている必要があります。
私の LinkedIn アカウントは100名以上とつながっていて、多くの外資ITの採用関係者(リクルーター、転職エージェント)とつながっているので、私のアカウントとつながることで、ほとんどの外資IT社員のプロフィールが見れるようになります。
誰かのプロフィールを見て参考にしたいけど、つながりを増やして知り合いにバレたくない。。。
など、試しに誰かのプロフィールを見てみたい方は、是非下の私のプロフィールからつながり申請をして私とつながって見てください。無言で全く問題ないです。
「つながり」申請5つのステップ
1. こちらのリンクプロフィールから LinkedInにアクセス(下の画像からもアクセスできます)
2. 「+フォローする」の右にある「その他」をクリック
3. 表示されるリストの中から「つながりを申請」をクリック
4. 「どのような知り合いですか?」が表示されるので、何かを選択
5. 「つながりを申請」をクリック
Linkedinの使い方:始め方編
LinkedInは、ビジネスパーソンがネットワーキング、情報共有、転職活動を行うためのソーシャルメディアプラットフォームです。
2003年に設立され、現在では全世界で700万以上の企業と7億人以上のプロフェッショナルが利用しています。
LinkedInはユーザーが業務上のスキルや経歴を公開し、同僚や業界関係者とつながり、自分の専門知識を共有する場所として作られました。
また、企業は新しい人材を探すため、または業界のトレンドやニュースを共有するためにLinkedInを活用しています。
外資IT業界での使われ方に入る前に、ここでは簡単にLinkedinの「始め方」を次の3つのステップで紹介します。
ステップ1:アカウントの作成
LinkedInの活用は、まずアカウントの作成から始まります。
まずはLinkedInのホームページにアクセスし、[Join now]または[Sign Up]のボタンをクリックします。ここで必要となるのは有効なメールアドレスとパスワードです。
次に、基本的な個人情報、例えば名前、所在地、職業について入力します。これらの情報は、LinkedInがあなたに適したネットワーキングの機会や仕事の提案を行うために使われます。また、あなたのプロフィールを見る他のユーザーがあなたを理解し、関連性のあるコネクションを作るための情報としても使用されます。
最後に、確認メールがあなたのメールアドレスに送られます。このメールに記載されているリンクをクリックすることで、アカウントの作成が完了します。
さらに詳しくステップバイステップで知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
次のステップでは、プロフィールの設定について詳しく解説します。
ステップ2:プロフィールの設定
アカウントの作成が完了したら、次はプロフィールの設定です。
プロフィールはあなたのオンライン履歴書とも言えるもので、あなたのスキル、経験、達成したことを他のユーザーに示す重要なツールです。
まずは基本情報から。プロフィール写真を設定することで、あなたのプロフィールは14倍もの確率で閲覧されるようになります。
プロフィール写真は清潔でプロフェッショナルなものを選び、顔がはっきりと見えるものが最適です。次に、キャッチフレーズを設定します。これはあなたのプロフィールのトップに表示され、あなたが何者で何を得意としているのかを簡潔に表すためのものです。
次に、経歴の部分を充実させていきます。ここではあなたの職業的な経歴を詳細に記述します。各職歴には、その職位での役割、達成したこと、学んだことを具体的に書くことが重要です。また、学歴や資格もしっかりと入力しましょう。
そして、あなたが持っているスキルをリストアップします。これはあなたが得意とする分野を具体的に示す良い方法で、また他のユーザーからそのスキルに対するエンドース(推薦)をもらうことも可能です。
最後に、概要(Summary)セクションを完成させます。これはあなた自身を紹介する場で、自分のキャリア目標、専門知識、達成したいことを語ることができます。
ステップ3:ネットワーキング
プロフィールが出来上がったら、次はネットワーキングのステップに移ります。
LinkedInは、既存の関係を深めるだけでなく、新たなプロフェッショナルな関係を築く場でもあります。このステップでは、どのようにして有意義なネットワーキングを行うかを紹介します。
まずは、既知のコネクションを探してみましょう。これには、同僚、友人、学校のクラスメートなどが含まれます。これらの人々をコネクションに追加することで、あなたのネットワークが徐々に広がっていきます。
次に、関心のある業界や分野に関連するグループに参加します。これらのグループは、あなたが興味を持つトピックについてのディスカッションを提供し、新たな関係を築く機会を提供してくれます。また、業界のリーダーや思想のリーダーをフォローすることで、最新のトレンドや洞察を得ることができます。
ここまででLinkedinの基本的な使い方を紹介しました。次からは本題の外資系IT企業社員が転職活動、キャリア形成のヒントとしてLinkedinをどのように使っているのかを紹介します。
「外資系企業だから外資ITでは高い英語力が求められるのでは・・・」そんな風に思っていませんか?
実は多くの外資ITでは、高い英語力は必須とされていません。
サンプルとして、すでに多くの方が登録されている JACリクルートメント の掲載している(または、過去に掲載していた)求人をご紹介させていただきます。
多くの外資ITの掲載求人では「語学力」の項目がありますが、その多くが「初級以上」または「不問」です。外資系IT企業は基本的に日本国内のお客様の対応が主な業務ですので、対本社などんの英語を使う業務はマネジメント層が中心で、マネジメント層の求人以外は英語力は求められません。
英語力不問で年収1000万円以上は外資ITでは常識です。
他の事例もコチラに
この記事の読者の方であれば、 JACリクルートメント がIT企業に強いことはよくご存知かと思いますが、外資IT以外でも、年収1000万円を超える国内SaaS系企業の求人や日系IT企業の優良非公開求人などを取り扱っているので、まだの方はぜひこの機会に登録、求人チェックをしてみてください。
Linkedinの使い方:基礎編 転職やキャリアプランの参考にするのは Linkedin の「ユーザー」と「求人」
自分のキャリアプランを考えるにあたり、LinkedInで参考にするのは
- 他の人(ユーザー)のキャリア
- 企業の求人
の2つです。
ここでは、LinkedInの中で公開されているこの2つの情報をどのように活用して、キャリアプランの参考にできるのかをご紹介いたします。
他人のキャリアから「キャリアパス」や「アピールポイント」を学ぶ
まず初めに、他の人のキャリアについてです。LinkedInには過去のキャリアを細かく登録していない人も多いですが、長く外資ITに勤めていて、何社も経験しているような人は出身大学や現在に至るまでに経験した企業名・役職・職種それぞれ書かれています。
また、そのような方々はキャリアサマリー(概要)を書かれていることも多いです。このキャリアサマリーは、外資ITを渡り歩いている方々が自分のキャリアを踏まえてアピールポイントを要点にまとめた貴重な情報源です。彼らが「どのようなスキルをアピールしているのか」を学ぶことができます。
どのような方を参考にすべきかは人それぞれですが、例えば、企業名で検索をして「ユーザー」で絞ると、その企業に勤めていて、LinkedInでプロフィールを公開している方を見ることができます。または、「Country Manager」(社長)などの役職で検索すると、それらの役職についている方のプロフィールを見ることができます。
LinkedInが登場する以前は、メディアに出ている方のプロフィールや本を出版した方の経歴しか知ることができませんでしたが、LinkedInを使うと本当に多くの人のキャリアを学べます。
また、直近で転職を考えていて「応募しようとしているポジションではどんな人が働いているのか?」を知ることも可能ですが。例えば、「microsoft 営業」と検索してみると、以下のように現在 Microsoft で営業として仕事をされている方々や過去に働いていた方々のリストが表示されます。
ロールモデルからキャリアを学ぶための2つのポイント
LinkedInでユーザーのプロフィールを研究する際、私が見ているのが「年齢」、「上昇気流スイッチ」の2つです。
- 「年齢」
-
年齢そのものは公開されていませんが、出身大学の登録があれば、卒業年度が分かりますので、そこから推測できます。
私が特に見ているのは、「今の自分の年齢の時に、そのユーザーがどういう企業・肩書で仕事をしていたのか?」です。
仮にそのユーザーが自分にとって理想的なロールモデルだった場合、自身のキャリアパスと対比させることで、相対的な立ち位置を知ることができるからです。
- 「上昇気流スイッチ」
-
例えば、ある会社でDirectorクラスのポジションを獲得した人は、それ以降に転職した会社でもジョブレベルを落とすことなく、Senior Director、Vice Presidentなど上位のポジションに駒を進めています。
こういった分岐点やタイミングは人によって千差万別です。
しかしながら、社内での昇進 (プロモーション)で訪れたのか、はたまた超大手外資ITから、やや小規模なスタートアップ企業への転職で掴み取ったのか、そのキャリアパスをよく観察することは、自身のキャリアを考える上でヒントをもたらすこともあります。
LinkedInユーザーのキャリアについて、私がみているポイントなどをこちらの記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
求人を分析して「市場が求めている経験・スキル」を知る
他の人のキャリアを分析して、どのようなキャリアを歩んだのかを学んだら、次に見るべきなのは求人です。
求人についても外資ITのほとんどの企業がLinkedInで掲載をしています。外資ITの求人に掲載している内容はいわゆる Job Description(ジョブディスクリプション)と呼ばれるもので、「ジョブ型雇用」の話の流れで聞いたことがある方もいるかと思いますが、募集するポジションの職務内容などが書かれています。
この求人に書かれている内容で見るべきポイントは募集背景、担当業務、資格条件の3つです。
募集背景は、なぜそのポジションで求人を出しているのか、についてはもちろん書かれていますが「どのようなチーム」での募集なのか、例えば、営業部門であっても「製造業をターゲットにするチーム」などさまざまなことが書かれています。これらの情報は転職を進める上では非常に重要ですので必ず見るようにしましょう。
キャリアプランを考える上で重要になってくるのは担当業務と資格条件です。
キャリアの参考にした方の経験されている役職・職種名で検索すると、同じような職種の求人が色々と出てくると思います。その中に書かれている担当業務と資格条件を分析することで、どのような経験や経験が求められるのかがわかります。
それらを参考に、自分の経験やスキルと照らし合わせて、どこを強みとして活かせるのか、何が足りていないのかを考えることができます。
21件の求人を分析した結果「外資IT 営業 に必須なのは、営業経験2年以上と業界経験」
具体的に転職先の候補企業やポジションがある場合は、そのポジションの求人を参考にすることが重要ですが、より広い意味合いで「マーケットで求められるスキル」を知るためには、複数の同一ポジションを横断的に分析する必要があります。
例えば、外資ITでもっとも多くの求人が出ている「営業」で、外資ITで一般的に営業を意味する「Account Executive」でヒットした21件の求人を分析した結果が以下の表です。
このような表を作って管理しているわけではなく、あくまでも「頭の中でこのようなイメージで求人をみています」という意味ですので、必ずしもこのような表を作る必要はありません。
これを見るとまずわかるのは、同じ企業の営業(Account Executive)でも求められる経験年数が違う、という点です。この違いはポジションでわかるようになっていて、いわゆる中小企業向けの営業は経験年数が低く、大企業向けの営業は経験年数が高くなってます。
中小企業向けを意味する単語としてはSMB、Commercial、などがあり、大企業はEnterpriseやMajor Accountと表現されることが多いです。これらの呼び方は企業によって違います。
また、全ての求人において「IT業界経験」は必須であることが書かれています。中には、IT業界、という広いくくりではなく、SaaSであったり、同種の製品の取り扱い経験を求められる求人もあります。ただ、仮に必須要件としてIT業界経験と広いくくりしか書かれていなくても、同種製品を扱っていた経験の方が望ましいことは言うまでもありません。
他にも、LinkedIn求人分析の詳細については、こちらの記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
3年後、後悔しないために。
スキルが磨けて、年収も上がる。その可能性、考えてみませんか?
企業の公開している「求人情報」にはさまざまな「求める人材」の情報が書かれています。自分の経験と求められる経験を照らし合わせることで自分の進むべき方向がわかるようになります。
幅広いキャリアの可能性を探るために非公開求人を取り扱っている転職エージェントに会うことは重要ですが、「キャリアカウンセリング/相談」を前提としてるサービスを選ぶことがさらに重要です。(無理やり転職を進める転職エージェントも多いため)
私自身の過去5回の転職経験を踏まえて、キャリア相談におすすめな転職エージェントは以下の3つです!
1位: JACリクルートメント
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/
すでに多くの方が登録済みかと思いますが、やはり1位はJACでしょう。外資系に強い転職エージェントとしては最大規模の約1万件以上の求人を常時取り扱い。 ハイクラス・ミドルクラス転職の満足度5年連続 No.1。
管理人も10年以上前からお世話になってます笑
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ハイキャリアがJACリクルートメントに登録している2つのポイントを見る
IT業界出身者の転職に強い
JACリクルートメントは、外資系だけでなく、国内のIT企業からの求人を多く取り扱ってきている歴史があります。IT業界でのキャリアを考える方にとっては情報の宝庫なので、ハイキャリアの方は好んでJACで情報収集、キャリア相談をしています。
転職希望時期「未定」でも受けれるキャリア相談、業界の情報収集におすすめ!
「転職エージェント」とは転職を支援することを目的としている業態ですが、JACでは「長期的なキャリア支援」を前提に転職時期未定でも、業界同行や給与動向などの貴重な情報を教えてくれます。
ハイキャリアの方は時間をかけて継続的な情報収集をした上で、キャリアプランを考えるためにJACに登録しています。
JACの登録画面は、スマホからの登録がしやすいようにステップを細かくデザインされています。
忙しい方でも気軽にキャリア相談、情報収集ができるようにZoomでも面談も可能です。
この機会に、キャリアのための情報収集だけでも初めてみませんか?
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2位:LHH転職エージェント(アデコ株式会社)
【公式サイト】https://jp.lhh.com/
外資系転職エージェントとしては珍しく第二新卒のハイクラス転職を支援している。若手には特におすすめ!
3位: エンワールドジャパン
【公式サイト】https://www.enworld.com/
エン・ジャパンが運営するハイクラス・外資転職向け転職エージェント。取引先企業は5,800社以上、サービス満足度97%。
Linkedinの使い方:転職活動編 LinkedInのプロフィールの更新をして、見つけてもらうのが転職の第一歩
冒頭で紹介した5分で終わる登録手順は本当に必要最低限の情報だけしか入力していないので、あの手順で登録されたのであれば、ここまでの他の人のキャリアや求人を分析した結果を踏まえて、自分自身のプロフィールを更新してみましょう。
LinkedInは多くの企業の人事(リクルーターと呼ばれる人々)や転職エージェントが日々、求人の候補者を探しています。彼らから声がかかるようにするためには上で紹介した求人分析方法を参考にプロフィールを充実させておく必要があります。
私はこれまで多くのリクルーターや転職エージェントからLinkedInを通して連絡をもらい、面談をしています。リクルーターの面談では、経歴、得意分野、仕事で重視することの3つを聞かれます。
過去の経歴については、プロフィールを作る段階でまとまると思いますので、自分のLinkedInをみながら話すことができますが、得意分野については少し事前調査が必要です。
リクルーターが声をかけてくる背景としては、そこに求人があるためです。募集しているポジションに自分の経歴がマッチしているために声をかけてきているのです。
このため、リクルーターから声がかかったら、その企業の求人をみてみることをおすすめします。
その求人内容をみて、どのような業務なのか、どのような経験・スキルが求められるのかを事前に理解しておくことで、経歴や特に得意分野でアピールするポイントとなります。
リクルーターが面談で確認するのは「経歴」、「業務の好みや得意分野」そして「仕事選びで重視すること・実現したいこと」です。
これらをヒアリングして、「募集中のポジションがどれくらいあなたちマッチしているのか」説明し、求人に応募してもらうのがリクルーターの役目です。
全体の流れは、
- 初めましての挨拶
- ちょっと雑談
- リクルーターの自己紹介とざっくりした会社紹介
- 聞きたい3つのポイント
です。他にも聞かれることがあるかもしれませんが、重要なのはこの3つです。このため、あらかじめ色々とキャリアについて考えておくことが大切です。ちなみに、求人内容は大抵は経歴を説明した後に紹介されます。
私自身、直近で2社のリクルーターと面談をした体験記をコチラの記事にまとめましたので、よろしければ参考にしてみてください。
初めての外資IT転職ではLinkedInと転職エージェントとの併用がおすすめ
ここまで紹介した通り、外資ITへの転職はうまくいけば LinkedIn だけで十分です。
実際に何回も転職を経験していくとナレッジが溜まっていくので、外資IT社員の中には転職においてLinkedInしか使っていない人もいます。
ただし、私の経験上、初めての外資ITへの転職ではLinkedInに加えて、転職エージェントを使うことをおすすめします。
最も大きな理由は、自分のキャリアについてプロと話をすることで、自分の考えがまとまっていくためです。
自分でLinkedInに公開されている情報を分析して、自分一人で考えるのは重要ですが、さまざまな人のキャリアを知っている第三者目線でのフィードバックも非常に重要です。一人で考えたキャリアプランを転職エージェントと話す事でより具体的になっていくのです。
私自身この転職エージェントに会う事をキャリアの定期検診と呼んでますが、私は定期的に今でも転職エージェントに会っています。
私はこれまで合計で10社ほどの転職エージェントに会ってきてますが、転職エージェントには、すぐに転職をさせようとするエージェントと、長期的な関係を前提にキャリアのアドバイスをくれて最適なタイミングで転職をサポートしてくれる転職エージェントの2種類があります。
私がこれまで会った転職エージェントの中から、LinkedInとの併用におすすめの3社をこちらの記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください。
他にも、初めての外資ITへの転職で転職エージェントを併用するメリットはいくつかあります。
外資ITでは日系企業で同じ意味の職種がいくつもあります。例えば、「営業」を例にとってもAccount Executive(アカウントエグゼクティブ)と呼んだり、Account Manager (アカウントマネージャー)と呼んだり、Field Sales(フィールドセールス)や Sales Executive(セールスエグゼクティブ)など企業によって違います。
このため、初めての外資ITへの転職で網羅的に求人を知るためには職種の名前に関係なく紹介してもらえる転職エージェントには大きなメリットがあります。
また、LinkedInには英語で求人情報が掲載されているケースが多くあります。注意点としては、これら全ての求人において英語が必須の要件ではないということです。英語に苦手意識があるとこのような方が英語の求人情報を読むのは時間がかかってしまいますが、転職エージェントであれば、それらも含めて紹介してもらえます。
私の経験を踏まえた転職エージェントとLinkedInを併用するメリットについてはこちらの記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
自分のキャリアの「可能性」を調べなかった後悔だけはしないでください。
「ジョブ型」時代のキャリアプランの考え方を相談できる相手はなかなかいません。
私の親は終身雇用世代だったため、私自身もそうでした。
実は転職エージェントの中にはスグの転職を前提としないで、キャリアについて一緒に考えてくれる企業がいくつかあります。
自分のキャリアが気になったら、 JACリクルートメント のようなハイクラスへのキャリアアップを一緒に考えてくれる転職エージェントに自分の市場価値や進めるキャリアについて聞いてみると、キャリアの方向性がつかめるようになりますよ!
1位: JACリクルートメント
【公式サイト】https://www.jac-recruitment.jp/
すでに多くの方が登録済みかと思いますが、やはり1位はJACでしょう。外資系に強い転職エージェントとしては最大規模の約1万件以上の求人を常時取り扱い。 ハイクラス・ミドルクラス転職の満足度5年連続 No.1。
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ハイキャリアがJACリクルートメントに登録している2つのポイントを見る
IT業界出身者の転職に強い
JACリクルートメントは、外資系だけでなく、国内のIT企業からの求人を多く取り扱ってきている歴史があります。IT業界でのキャリアを考える方にとっては情報の宝庫なので、ハイキャリアの方は好んでJACで情報収集、キャリア相談をしています。
転職希望時期「未定」でも受けれるキャリア相談、業界の情報収集におすすめ!
「転職エージェント」とは転職を支援することを目的としている業態ですが、JACでは「長期的なキャリア支援」を前提に転職時期未定でも、業界同行や給与動向などの貴重な情報を教えてくれます。
ハイキャリアの方は時間をかけて継続的な情報収集をした上で、キャリアプランを考えるためにJACに登録しています。
JACの登録画面は、スマホからの登録がしやすいようにステップを細かくデザインされています。
忙しい方でも気軽にキャリア相談、情報収集ができるようにZoomでも面談も可能です。
この機会に、キャリアのための情報収集だけでも初めてみませんか?
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2位:LHH転職エージェント(アデコ株式会社)
【公式サイト】https://jp.lhh.com/
外資系転職エージェントとしては珍しく第二新卒のハイクラス転職を支援している。若手には特におすすめ!
3位: エンワールドジャパン
【公式サイト】https://www.enworld.com/
エン・ジャパンが運営するハイクラス・外資転職向け転職エージェント。取引先企業は5,800社以上、サービス満足度97%。
外資IT人事は採用活動に LinkedInと転職エージェントの両方を使っている
最後に、外資IT人事がLinkedInと転職エージェントを併用していることをご紹介させていただきます。
LinkedInは企業の採用活動として使う場合、非常に低価格で利用が可能であるため、ほとんどの外資ITの人事で使われています。LinkedInを通して、ユーザーである候補者にアプローチしています。
ではなぜ、転職エージェントも使うのでしょうか?
LinkedInだけの採用活動におけるもっとも大きな問題は、
ちゃんとプロフィール情報を入れている人が少ない
です。
LinkedInには多くの外資IT社員が登録していて人事はLinkedInを通して連絡ができるようになっていますが、プロフィール情報を細かく入れている人は多くはありません。
特に、20代後半30代前半という最も対象となる求人が多い方々はあまりプロフィールを書いてない印象です。このため、LinkedInだけでは十分な候補者を用意できないので、外資ITは転職エージェントを併用するのです。
その他にもいくつか理由があり、詳しくは下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
私が初めての外資ITへの転職で転職エージェントもLinkedInに加えて使うことをおすすめしている理由はこの外資IT人事の事情もあるからです。
LinkedInはSNSとしての機能を使わなくてもキャリアプランを考えるためにぜひ登録してみましょう。また、自分で分析した結果をさらにブラッシュアップするために、転職エージェントでキャリアの定期検診をすることをおすすめします。
今後のキャリアプランの参考にしてもらえたら幸いです。
日本ではまだまだ転職が一般的でないので「キャリア」について相談できる人を見つけるのは難しいのが現状です。私の親は終身雇用の企業で定年を迎えたため「キャリアプラン」の相談をできる状況ではありませんでした。そこで、私が頼りにしていたのが転職エージェントです。
転職エージェントの中ではすぐに転職をさせようとするエージェントがいる一方で、中長期的な視点でキャリアのアドバイスをくれるエージェントも多くいます。こちらでは私がこれまでの5回の転職を通して使った転職エージェントの中から、これまでの経験を踏まえておすすめのサービスを厳選してご紹介してます。
外資ITへの転職は LinkedIn と転職エージェントの併用がおすすめですが、JACリクルートメントは、LinkedInにも非公開求人を掲載しているので LinkedIn との併用という観点でもおすすめです。
おすすめのポイント!
1. 外資系に強い転職エージェントとしては最大規模の約1万件以上の求人を常時取り扱い。
2. ハイクラス・ミドルクラス転職の満足度5年連続 No.1。
3. 中長期的な関係を前提に、キャリアの相談だけでも受けてくれる
4. ハイクラスに特化しているので、ハイクラスのキャリアに詳しい
5. 「両面型」の支援体制なので、企業の生の声に近い情報が知れる
申し込みのステップ:
公式サイトにて、まずはメールアドレスを入力、その後メールで届く登録画面に必要事項を入力。
必須の入力項目が27つありますが、ほとんどが選択項目なのでそれほど時間はかかりません。最も悩みやすい「職務経歴書」の添付や、テキストでの「詳しい経験の入力」は必須ではありません。ただし、可能な範囲で入力しておくとキャリア相談がより有意義なものになります。
JACリクルートメント
当時のメールの一部がコチラ。
JACリクルートメント