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【LinkedInを使った転職活動”5つ”のポイント】外資IT社員の使い方を解説

LinkedInの使い方
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管理人

ここがポイント!
外資ITの社員はほぼ全員がLinkedInを使っています。彼らがどのように使っているのか、また、採用する企業側ではどのように使われているのかを解説します

外資系IT企業への転職を目標とした情報収集をしていると、ビジネス向けSNSと LinkedIn(リンクトイン)に出会う方も多いかと思います。

フェイスブックやツイッターなど、一般的なSNSと比較してまだまだ日本での浸透は進んでいない LinkedIn ですが、日本にオフィスを構えるほとんどの外資IT企業やそこで働く従業員のほとんどがLinkedInを使っています。

LinkedInでは「ビジネス」に関わるさまざまなサービスが提供されています。個人の利用としては、職務経歴書のようなプロフィールを掲載できることはもちろん、ビジネスに関わるさまざまなグループに参加したり、ブログが書けたり、最近では学習サービスも提供しています。企業の利用としては、企業専用ページを開設したり、自社の求人を掲載し、候補者にダイレクトメールを送ることも可能です。

このように多くのビジネスに関わるサービスが提供されている LinkedIn ですが、今回はキャリアプランを考えるためにどのように参考にできるのか、企業側ではどのように使われているのか、転職という観点で LinkedIn を使うとどのようなことが起きるのかをご紹介させていただきます。

LinkedInの登録は非常に簡単です。5分で終わるLinkedIn登録の全10ステップをキャプチャ付きでこちらの記事でご紹介してますので、まだ登録してない方は参考にしてみてください。

この記事の著者

外資転職ドットコム:管理人

  • 日系ブラックIT企業で社会人3年目で月収25万円(交通費込み)
  • 転職を重ねて今は外資系IT企業で年収2700万円超え(令和4年)
  • 給料関連の公的書類をこちらで公開中
プロフィール

5回の転職で6社(日系ブラック企業2社、外資IT4社)を経験して、10年で年収を約10倍にすることができました。(最初が安すぎたんですが笑)外資ITは数十名規模のスタートアップから数万名規模の超大手まで幅広く経験しています。

このブログでは企業の運営する転職系メディアでは紹介できないような裏話を含め、キャリア・年収アップを目指して外資ITへの転職を検討する上で気になるさまざまな情報を発信しています。

今後のキャリアプランの参考にしていただけたら嬉しいです。

”外資転職ドットコム”について

外資転職ドットコムは、日本国内のIT業界で働く全ての営業関連職の方に向けて、転職やキャリアの参考情報として外資系IT企業の実態をご紹介するブログです。本ブログは、管理人と複数の監修メンバーがそれぞれの体験と転職をすることで広げてきた各々の外資ITネットワークを通して収集した、企業の運営する転職系メディアでは紹介できない外資系IT企業の具体的な実態をご紹介しています。

監修メンバーは、それぞれが10年以上外資IT経験者のため、各々が大規模・中堅規模・小規模の企業を経験しており、外資転職ドットコムの内容は下記の外資系IT企業の中で複数の大・中・小規模の企業の内容を含みます。ぜひ、参考にしてみてください。(※全ての企業を含んでいる訳ではありません。)

IBM, Oracle, SAP, AWS, DELL, HP, Cisco, VMware, Lenovo, Microsoft, Salesforce, Google Cloud, Adobe, Opentext, Workday, SAS, Databricks, Snowflake, ZVC(Zoom), Splunk, Cloudflare, CrowdStrike, Okta, Akamai, servicenow, twilio

管理人

LinkedInでは「つながり」の数が少ないと他のユーザーのプロフィールを見ることができません。

他のユーザーのプロフィールを見るためには、2次的つながり、3次的つながりと離れていてもいいので、「知り合いの知り合い」としてつながっている必要があります。

私の LinkedIn アカウントは100名以上とつながっていて、多くの外資ITの採用関係者(リクルーター、転職エージェント)とつながっているので、私のアカウントとつながることで、ほとんどの外資IT社員のプロフィールが見れるようになります。

誰かのプロフィールを見て参考にしたいけど、つながりを増やして知り合いにバレたくない。。。

など、試しに誰かのプロフィールを見てみたい方は、是非下の私のプロフィールからつながり申請をして私とつながって見てください。無言で全く問題ないです。

「つながり」申請5つのステップ
1. こちらのリンクプロフィールから LinkedInにアクセス(下の画像からもアクセスできます)
2. 「+フォローする」の右にある「その他」をクリック
3. 表示されるリストの中から「つながりを申請」をクリック
4. 「どのような知り合いですか?」が表示されるので、何かを選択
5. 「つながりを申請」をクリック

外資転職トッドコム_Linkedin
目次

転職やキャリアプランの参考にするのは Linkedin の「ユーザー」と「求人」

自分のキャリアプランを考えるにあたり、LinkedInで参考にするのは

  • 他の人(ユーザー)のキャリア
  • 企業の求人

の2つです。

ここでは、LinkedInの中で公開されているこの2つの情報をどのように活用して、キャリアプランの参考にできるのかをご紹介いたします。

他人のキャリアから「キャリアパス」や「アピールポイント」を学ぶ

まず初めに、他の人のキャリアについてです。LinkedInには過去のキャリアを細かく登録していない人も多いですが、長く外資ITに勤めていて、何社も経験しているような人は出身大学や現在に至るまでに経験した企業名・役職・職種それぞれ書かれています

また、そのような方々はキャリアサマリー(概要)を書かれていることも多いです。このキャリアサマリーは、外資ITを渡り歩いている方々が自分のキャリアを踏まえてアピールポイントを要点にまとめた貴重な情報源です。彼らが「どのようなスキルをアピールしているのか」を学ぶことができます。

どのような方を参考にすべきかは人それぞれですが、例えば、企業名で検索をして「ユーザー」で絞ると、その企業に勤めていて、LinkedInでプロフィールを公開している方を見ることができます。または、「Country Manager」(社長)などの役職で検索すると、それらの役職についている方のプロフィールを見ることができます。

「google」で検索した結果を「ユーザー」で絞った結果

LinkedIn「google」の検索結果
「google」の検索結果

「country manager」で検索した結果を「ユーザー」及び「国:日本」で絞った結果

LinkedIn「country manager」の検索結果
「country manager」の検索結果

LinkedInが登場する以前は、メディアに出ている方のプロフィールや本を出版した方の経歴しか知ることができませんでしたが、LinkedInを使うと本当に多くの人のキャリアを学べます。

また、直近で転職を考えていて「応募しようとしているポジションではどんな人が働いているのか?」を知ることも可能ですが。例えば、「microsoft 営業」と検索してみると、以下のように現在 Microsoft で営業として仕事をされている方々や過去に働いていた方々のリストが表示されます。

「microsoft 営業」の検索結果
「microsoft 営業」の検索結果

ロールモデルからキャリアを学ぶための2つのポイント

LinkedInでユーザーのプロフィールを研究する際、私が見ているのが「年齢」、「上昇気流スイッチ」の2つです。

「年齢」

年齢そのものは公開されていませんが、出身大学の登録があれば、卒業年度が分かりますので、そこから推測できます。

私が特に見ているのは、「今の自分の年齢の時に、そのユーザーがどういう企業・肩書で仕事をしていたのか?」です。

仮にそのユーザーが自分にとって理想的なロールモデルだった場合、自身のキャリアパスと対比させることで、相対的な立ち位置を知ることができるからです。

「上昇気流スイッチ」

例えば、ある会社でDirectorクラスのポジションを獲得した人は、それ以降に転職した会社でもジョブレベルを落とすことなく、Senior Director、Vice Presidentなど上位のポジションに駒を進めています。

こういった分岐点やタイミングは人によって千差万別です。

しかしながら、社内での昇進 (プロモーション)で訪れたのか、はたまた超大手外資ITから、やや小規模なスタートアップ企業への転職で掴み取ったのか、そのキャリアパスをよく観察することは、自身のキャリアを考える上でヒントをもたらすこともあります。

LinkedInユーザーのキャリアについて、私がみているポイントなどをこちらの記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。

求人を分析して「市場が求めている経験・スキル」を知る

他の人のキャリアを分析して、どのようなキャリアを歩んだのかを学んだら、次に見るべきなのは求人です。

求人についても外資ITのほとんどの企業がLinkedInで掲載をしています。外資ITの求人に掲載している内容はいわゆる Job Description(ジョブディスクリプション)と呼ばれるもので、「ジョブ型雇用」の話の流れで聞いたことがある方もいるかと思いますが、募集するポジションの職務内容などが書かれています。

この求人に書かれている内容で見るべきポイントは募集背景、担当業務、資格条件の3つです。

求人情報:エンタープライズセールス、Google Cloud
求人情報例:エンタープライズセールス、Google Cloud

募集背景は、なぜそのポジションで求人を出しているのか、についてはもちろん書かれていますが「どのようなチーム」での募集なのか、例えば、営業部門であっても「製造業をターゲットにするチーム」などさまざまなことが書かれています。これらの情報は転職を進める上では非常に重要ですので必ず見るようにしましょう。

キャリアプランを考える上で重要になってくるのは担当業務と資格条件です。

キャリアの参考にした方の経験されている役職・職種名で検索すると、同じような職種の求人が色々と出てくると思います。その中に書かれている担当業務と資格条件を分析することで、どのような経験や経験が求められるのかがわかります。

それらを参考に、自分の経験やスキルと照らし合わせて、どこを強みとして活かせるのか、何が足りていないのかを考えることができます。

21件の求人を分析した結果「外資IT 営業 に必須なのは、営業経験2年以上と業界経験

具体的に転職先の候補企業やポジションがある場合は、そのポジションの求人を参考にすることが重要ですが、より広い意味合いで「マーケットで求められるスキル」を知るためには、複数の同一ポジションを横断的に分析する必要があります。

例えば、外資ITでもっとも多くの求人が出ている「営業」で、外資ITで一般的に営業を意味する「Account Executive」でヒットした21件の求人を分析した結果が以下の表です。

管理人

このような表を作って管理しているわけではなく、あくまでも「頭の中でこのようなイメージで求人をみています」という意味ですので、必ずしもこのような表を作る必要はありません。

LinkedInの使い方

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この記事を書いた人

5回の転職で6社(日系ブラック企業2社、外資IT4社)を経験して、10年で年収を約10倍にすることができました。(最初が安すぎたんですが笑)外資ITは数十名規模のスタートアップから数万名規模の超大手まで幅広く経験しています。

このブログでは企業の運営する転職系メディアでは紹介できないような裏話を含め、キャリア・年収アップを目指して外資ITへの転職を検討する上で気になるさまざまな情報を発信しています。

今後のキャリアプランの参考にしていただけたら嬉しいです。

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