パワハラ！？ダイワボウ情報システム（DIS）は何がやばい？退職理由と転職先は？DIS卒業生を調査！【SIer転職先特集】

外資系IT企業では多くのJTC/日系企業卒業生が活躍しています。特に多いのがSIer出身者です。

SIerはその事業の特性上、外資ITの製品を含む幅広い製品を取り扱っているので、外資系IT企業は「即戦力」として好んでSIer出身者を採用しています。

SIer卒業生特集、今回は ダイワボウ情報システム（DIS） 卒業生の転職先を見てみましょう。

まずは、卒業生がダイワボウ情報システム（DIS）のどんなところに不満を持って退職を決めたのか、複数の口コミサイトの調査を踏まえて紹介し、その後、外資ITのほとんどの社員が使っているビジネスSNSのLinkedIn上で調査してダイワボウ情報システム（DIS）出身者がどのような外資系IT企業で活躍しているのかを紹介します。

やめたい！ダイワボウ情報システム（DIS）の退職理由まとめ

先輩の転職先を深掘りする前に、退職理由もきになるところだと思います。

ここでは、転職会議、ライトハウス、Open Work、キャリコネに投稿されていたダイワボウ情報システム（DIS）についての口コミから「会社に対する不満」や「退職理由」を中心に数百の口コミをいくつかの項目にまとめました。

先輩たちが何に不安を感じ、不満に思ってダイワボウ情報システム（DIS）を辞めたのか、あなたの感じていることと照らし合わせてみてください。

＊ここでの内容は、多くの過去の投稿も参考にしているので、現在は解消されている可能性もありますのでご留意ください＊

給与と福利厚生の不満

退職を決意する従業員の間で頻繁に挙げられる理由の一つが、給与と福利厚生の不満です。

特に、業界標準に比べて給与が低い、あるいは仕事の責任や量に見合わない報酬であると感じている人が多いことが分かります。

加えて、福利厚生の範囲や質に関しても、従業員の期待を満たしていないとの声があります。

これには健康保険、退職金制度、休暇制度などが含まれますが、特に若手従業員の間で、これらの福利厚生が十分に充実していないとの不満が散見されます。

給与と福利厚生に対する不満は、従業員のモチベーション低下に直結し、職場での満足度やエンゲージメントの低下を招きます。

結果として、従業員は自身の価値を正当に評価されていないと感じ、より良い条件を求めて他社への転職を検討するようになります。

このような状況は、特に成果を上げているにもかかわらず報酬の向上が見込めない優秀な人材にとって、大きなフラストレーションとなり得ます。

企業が優秀な人材を確保し続けるためには、競争力のある給与体系を確立し、従業員が心身ともに健康で働き続けられるような充実した福利厚生を提供することが不可欠です。

キャリア成長

口コミによると、多くの従業員が成長の機会が限られていると感じています。

特に、一部の従業員は、自身の技能や経験を十分に活かせる機会が会社内で提供されていないと指摘しています。

これは、特に業界が成熟しており、革新的なプロジェクトが少なくなっている分野で顕著です。

結果として、従業員は自己実現の機会を求めて他の職場への転職を検討することが増えています。

さらに、キャリアパスが明確でない、または昇進の機会が限定的であるという問題も退職の理由として挙げられています。

従業員は自身の将来に対して不確実性を感じ、キャリアの進展に対して積極的な支援や指導を求めていますが、期待に応える形のサポートが得られない場合があるようです。

このような状況は、特に野心的な若手や中堅クラスの従業員にとっては、モチベーションの低下につながり、最終的には退職に至ることがあります。

企業におけるキャリア成長の機会の不足は、従業員の満足度と直接関連しており、組織全体のパフォーマンスにも影響を及ぼす可能性があります。

個々の能力や貢献を認識し、適切に報酬を与えることが、長期的な従業員のエンゲージメントと企業の成功には不可欠です。

ワークライフバランスの課題

従業員が退職を決意する重要な要因の一つに、ワークライフバランスの課題があげられています。

多くの声には、長時間労働や過度の残業が常態化しているという問題が指摘されています。

これは、個人の生活と仕事の間で健全なバランスを取ることを困難にし、最終的には職場での満足度や生活の質の低下を引き起こしています。

特に、家庭を持つ従業員や趣味など個人的な活動に価値を置く人々にとって、この問題は深刻です。

さらに、休暇の取得が難しい、または取得しても仕事から完全に離れられないという状況も、ワークライフバランスの悪化に影響してます。

従業員は、十分なリフレッシュの機会が得られず、疲労やストレスが蓄積することで、仕事への意欲やパフォーマンスが低下すると投稿しています。

従業員が充実した私生活を送りながら、仕事にも集中できる環境を提供することが、今日のビジネス環境においてますます重要になっています。

企業文化と価値観

口コミサイトの投稿によると、従業員が退職を決意する大きな理由の一つに、企業文化と価値観の不一致が挙げられます。

多くの従業員が、自分の価値観や倫理観が会社の方針や文化と合致しないと感じ、結果として仕事に対する満足感や帰属意識を失っているようです。

特に指摘されるのは、上層部と現場の間のコミュニケーションの欠如、決定過程における透明性の不足、不公平や不正行為の感覚です。

口コミでは、社会的責任や倫理的態度を軽視する企業の傾向に対する失望や不信感が投稿されています。

これは、特に革新性、多様性の尊重、包摂的な職場環境の提供へのコミットメントが不十分であると感じる従業員からの声が多いです。

口コミサイトの投稿によると、人々が共感し、信じられる価値観を持つ企業は、競争激烈な市場でその地位を保持することができるとのことです。

管理とリーダーシップ

口コミサイトの投稿によると、「管理とリーダーシップ」の問題は、従業員が退職を考える重要な理由の一つです。

多くの従業員から、上司や管理職からのサポートの欠如、不適切なフィードバック、認識の不足、そして指導力の不が指摘されています。

これらの要因は、従業員のモチベーション低下、職場での不満、そして最終的には退職を引き起こしています。

特に、上司からの適切なガイダンスやサポートが不足しており、個人の成長やキャリア発展に必要なフィードバックが得られないと感じている従業員が多いことが報告されています。

加えて、一部の管理職によるパワーハラスメントや不公平な扱いが問題視され、これが職場の士気を大きく損なっています。

効果的な管理とリーダーシップが従業員の満足度と職場のパフォーマンスに直接的な影響を与えることが、口コミから明らかです。

従業員が尊重され、価値を認識され、適切な指導とサポートを受けられる環境は、高いエンゲージメントと長期的なロイヤリティを促進します。

職場環境

口コミサイトの投稿によると、「職場環境」は従業員が退職を考える際の重要な要素です。

物理的な職場環境の不満や仕事の条件に関連する問題が多くの従業員にとって重大な懸念事項となっています。

不適切な設備、過密なオフィスレイアウト、不十分な安全措置、職場での健康を損なう要因が、従業員の満足度と健康に直接的な影響を及ぼしていることが指摘されています。

さらに、適切なツールやリソースの不足、労働条件の厳しさ、長時間労働の強要などが、職場の不満と退職の理由として頻繁に挙げられます。

これらの条件は、従業員のストレスレベルを高め、職場での生産性やエンゲージメントの低下につながっています。

投稿からは、職場環境と労働条件の改善が従業員の満足度を高め、退職率を低下させるための鍵であることが指摘されています。

従業員が自身の仕事場と労働条件に満足している場合、より高いエンゲージメントと生産性を示し、長期的に会社に貢献する可能性が高まります。

スキルアップと研修の機会不足

口コミサイトの投稿からは、「スキルアップと研修の機会不足」が退職理由の一つであることがわかります。

従業員は自分自身の能力向上やキャリアアップのチャンスを重視しており、これらが十分に提供されないと感じた場合、職場への熱意が薄れ、キャリアの進展にブレーキがかかると感じています。

具体的には、実践的な研修の不足、専門スキルを高めるためのプログラムが整っていないこと、キャリアアップに向けた明確な道筋が示されていないことなどが問題点として挙げられています。

新しい技術や業界動向に即したスキルを身につけ、常に最先端で活躍できるよう企業が積極的に研修を実施し、スキルアップを支援することが求められています。

サポートが不足している状況は、従業員のやる気を削ぎ、結果的には職を変える動機となっていることが示されています。

従業員が持続的に学び、成長することは、企業の競争力を高め、組織全体の成果を向上させる上で欠かせません。

学び続ける文化を育て、従業員が自分の能力を伸ばし、キャリアアップできる環境を整えることは、彼らの長期的な満足感と企業への忠誠心を高めるために重要です。

同僚との関係

口コミサイトの投稿からは、「同僚との関係」が職場での満足度に大きく影響しているということがわかります。

良好な人間関係は職場の生産性とポジティブな職場環境を支える基盤となりますが、一方で人間関係のトラブルはストレスの大きな原因となることがあります。

特にコミュニケーションの不足、チーム内の不和、互いへの尊重の欠如などが問題点として指摘されています。

従業員は、同僚との健全な関係を築けないことで孤立感や職場での不満を感じているという投稿もありました。

これは、相互の信頼が欠けていることや、個人間の競争を過度に促す職場文化が原因である場合があります。

また、職場のいじめやハラスメントが退職を決意する重要な理由となっているケースもあります。

効果的なチームワークと協力的な職場環境の促進は、従業員の満足度を高め、組織全体の成果を向上させるために不可欠です。

評価とフィードバックの不足

口コミサイトの投稿からは、「評価とフィードバックの不足」が従業員が退職を考える理由の一つであることが分かります。

従業員は、自分の努力や達成が適正に評価され、具体的なフィードバックを通じて次の目標に向けての動機づけになることを期待しています。

しかし、評価やフィードバックが充分でない場合、自分の仕事の価値や成長を実感しにくくなり、職場に対する満足度が低下する傾向にあります。

具体的なフィードバックの欠如は、従業員が自己成長の機会を見出しにくくすると同時に、キャリアの将来に対する不確実性を感じさせます。

また、個々の貢献や成功が適切に認識されないことで、職場での自己評価が下がることもあるようです。

投稿によれば、正直かつ建設的なフィードバックを提供し、従業員の成果を認める文化を育むことが、従業員のモチベーション向上と長期的な忠誠心の醸成に非常に重要です。

仕事の安定と将来の展望への不安

口コミサイトの投稿から、「仕事の安定と将来の展望への不安」が退職を考える大きな要因であることが明らかになります。

従業員は、不確実な雇用状況や、将来に向けた明確なキャリアパスが描けない状況に直面すると、職業生活の安定と成長への不安を感じています。

特に、組織内での昇進機会の限定や業界の不況が将来の雇用に悪影響を及ぼす可能性があると感じると、これらの不安はさらに強まります。

従業員が仕事に対して安心感を持ち、企業への長期的なコミットメントを維持するためには、仕事の安定性とキャリア成長の機会が極めて重要です。

これらが不足していると感じた場合、職場でのモチベーションが低下し、将来に対する信頼が失われ、結果的に退職へとつながります。

会社の目標と自分の価値観の合致

口コミサイトの投稿から、「会社の目標と自分の価値観の合致」が従業員の職場での充実感や長期的な関与に大きな影響を与えていることが分かります。

従業員が会社の目指す方向や理念に共感すると、仕事への意欲が高まり、会社への忠誠心も強くなります。

しかし、会社のミッションやビジョンと自分の価値観が一致しないと感じた場合、仕事の意義を見出しにくくなり、結果として職場を離れることがあります。

特に、会社の目標や理念が不明瞭である場合や、従業員と十分に共有されていない場合、従業員は自分の役割が大きな目標にどう貢献しているのかを理解しにくくなります。

また、会社の方針が頻繁に変わると、将来への不確実性を感じ、モチベーションが低下することもあります。

従業員が会社の大きな目標にどう貢献しているかを定期的にフィードバックすることで、仕事の意義と満足度を高めることができます。

イノベーションと変化への対応

口コミサイトの投稿を分析すると、「イノベーションと変化への対応」が従業員の退職理由として頻出しています。

新しい技術やプロセスの導入に際し、適切な対応策が取られていない場合、従業員は不安や混乱を感じることがあります。

特に、変化に対する準備不足や、新システムへの適応を支援するトレーニングやサポートの不足が、ストレスの増大や職場での成果低下に繋がる可能性があります。

変化は避けがたいものであり、イノベーションは企業が競争力を維持する上で欠かせません。

しかし、従業員がこれらの変化にうまく対応できるようサポートすることが重要です。変化管理が不透明で、従業員の声がプロセスに反映されていないと、従業員は取り残されたと感じ、仕事への熱意が失われます。

従業員が変化を肯定的に受け止め、新たな挑戦に意欲的に取り組むためには、企業が変化の理由を明確に伝え、従業員を変化のプロセスに積極的に関わらせることが必要です。

ダイワボウ情報システム（DIS）からの転職先、外資ITはこんなところ！

ビジネス系SNSのLinkedinでは、ユーザーの勤めてきた会社を見ることができます。

ここでは、Linkedinに「過去の勤務先」としてダイワボウ情報システム（DIS）を登録している方の公開されている経歴を参考に「ダイワボウ情報システム（DIS）からの転職先」を紹介します。

Linkedinについて、ご存知でない方、使い方について知りたい方はこちらもご覧ください。

ダイワボウ情報システム（DIS）から外資ITへの転職先

Linkedinを見ると、ダイワボウ情報システム（DIS）出身の方は大手の外資系IT企業で活躍されていることが見て取れます。

一部の方の実際の経歴キャプチャを掲載させていただきますのでご覧ください。

ダイワボウ情報システム（DIS）からの転職先の中で、外資転職ドットコムの「外資IT研究特集」で紹介した企業もありますので、よろしければそちらも合わせてご覧ください。

外資ITの営業とエンジニアのお仕事

ダイワボウ情報システム（DIS）からの転職先として外資ITに興味を持たれた方に向けて、外資ITの営業職とエンジニア系職種について、簡単に紹介させていただきます。

外資ITと日系ITの営業職の違い

日系IT企業では、営業は主に事務処理を担い、お客様常駐SEが案件をコントロールするケースが多いですが、外資IT企業では営業がビジネスをドライブし、長期的な関係構築までが営業の役割です。

また、外資IT企業ではOTE(100%達成時想定される年収)の30~40%がインセンティブで占められ、残りの 60-70% が固定給となります。一方、日系IT企業ではインセンティブ制度があまり一般的ではありません。

また、外資IT企業では営業活動のメソッドが体系化されており、再現性の高い営業活動が求められます。

これに対して、日系企業では営業メソッドは現場のハウツー中心で、定量的な目標(KPI)があっても、行動量の目標設定が多いです。

外資ITのエンジニア職の特徴

外資系IT企業の日本オフィスは、ほとんどの場合、「日本の営業支店」という位置付けで、ほとんどの職種が「営業活動」を支援するための職種となっています。

エンジニアも同様で、営業活動をプロセス毎に分業していて、販売の前後で「プリセールス」、「ポストセールス」と違う呼び方をします。そして、それぞれの活動を支援するエンジニア職種が存在し、ほとんどのエンジニア向け求人が営業を支援するエンジニアの職種となっています。

プリセールスには、プリセールスエンジニア、ソリューションアーキテクト、ソリューションスペシャリストの3つの職種があり、それぞれが顧客との関係を重視しながら、技術的な知識や専門知識を活かして最適なソリューションを営業とともに提案する役割を担っています。

• プリセールスエンジニアは、技術的な専門知識と営業スキルを活かして、顧客に対して製品やサービスの価値を説明し、最適なソリューションを提案する役割を担っています。
• ソリューションアーキテクトは、ビジネスの要件と技術の両方を統合して、顧客に最適なソリューションを提供する役割を担っています。

ポストセールスには、テクニカルサポートエンジニア、テクニカルアカウントマネージャー、カスタマーサクセスマネージャー、プロフェッショナルサービスの4つの職種があり、それぞれが顧客の成功を支援し、企業のビジネス成果を追求する役割を果たしています。

このように、外資系IT企業のエンジニア職は、技術的な知識だけでなく、営業活動を支援する役割も重要で、プリセールスとポストセールスの両方で活躍する機会があります。

ダイワボウ情報システム（DIS）を辞めて、外資ITに挑戦したいけど不安・・・

日系企業から外資系へ転職することの心のハードルの高さは私も経験者なので理解しています。

真っ先によぎるのが「クビ」の話や「英語」の話、そしてやっぱり気になるのが「年収」の話。

外資転職ドットコムでは、私自身とアドバイザーの過去の経験を踏まえて「外資転職にチャレンジする前に知っていれば安心できたのに」という内容をまとめた記事がありますので、よろしければご覧ください。

具体的に、クビ、英語、年収について知りたい方はこちらもおすすめです。

年収交渉で損をしないためにも、ダイワボウ情報システム（DIS）などの優良SIerからの外資IT転職は転職エージェントを使うことが必須！

外資系への転職で最も重要なプロセスの一つが「年収の交渉」です。

外資系で何度も転職を経験すると、年収交渉も自分でできるようになりますが、初めての転職ではなかなか難しいものです。

交渉を切り出すタイミングや話の持っていき方など、様々なノウハウがそこにはあるからです。

外資転職ドットコムでも年収交渉について紹介している記事はありますが、相当自信がない限りは、転職エージェントに任せるのがいいです。

特に、外資系企業と比較すると日系企業の年収はかなり低いので、交渉をしないと転職して入社した後に自分だけ周りと比較してかなり年収が低い、なんてことになりかねません。

外資系IT企業からするとSIer卒業生は喉から手が出るほど欲しい人材ですが、まずは低めの年収が提示されます。

そこから交渉ができずに入社してから後悔している人を私は何人も見てきたので、初めての外資転職は転職エージェントを使って戦略的に進めることを強くお勧めします。